横浜の今年の4月の天気は異常と思えるほど雨が少なく、天気が良かったことから、4月の発電量は太陽光発電装置を設置して以来、最大となりました。4月の横浜の天気は概略で、快晴:12日、晴れ:9日、晴れ/曇り:3日、曇り:4日、雨:2日といった感じで、去年の4月と比較すると、雨の日が去年は10日あったのに対し、今年は2日しかなく、また、快晴と晴れの日が去年は14日だったのに対し、今年は21日もあり、雨の日が少なかった分、快晴や晴れの日が多く、当然の結果として発電量も増えました。結局、4月の発電量は487 Kwhr となり、最大となりました。おまけに4月の我が家の電力消費量は415 Kwhr で、我が家の1ヶ月の電力消費量より太陽光発電量が上回るという、歴史的な結果(我が家にとって?)となりました。太陽光発電装置は2009年10月に設置したものですが、ついでに月間の発電量と消費電力量を調べてみました。
消費電力と発電量が1番接近していたのは去年の5月で、発電量が432 Kwhr に対し、消費電力は443 Kwhr と、消費電力量が幾分多かったものです。これに対して今年の4月は発電量の方が消費電力量を上回ったもので、節電、節電と大騒ぎ(?)されているこの時期、大喜びという感じです。最も、計画停電が実施されていればこれだけの発電量を得ることは出来なかったと思われることから、ヤバかった、とも言えそうです。首都圏在住の人間であり、今回の福島原発の事故を見ている限り、放射能に対する対応が出来ていないことから、原発の増設には反対する立場であり、自分が使う電力は、自家発電したいと考えています。去年1年間の実績から考えると、我が家での1年間の消費電力は5,500 Kwhr ほどで、太陽光発電量は4,200 Kwhr ほどとなっており、1,500 Kwhr ほど不足しています。この分を風力発電などの別の形で発電したいと考えているものの、経済的に分散発電出来るような装置はなさそうで、イマイチという感じです。
本来、横浜の天気というのは3月中旬頃から4月中旬頃までぐづつくことが多いものですが、今年は雨が少なく、いささか気になる処です。1年間で考えると、降雨量が大幅に減少するというのも考え難い話で、5月や6月に雨が多めに降ることも考えられます。発電量そのものは年間で考えていることから、あとで天気が崩れ、発電量が減少するにしても、早めに発電量が増加しているということは、それなりに嬉しいものです。それにしても去年の4月の発電量は343 Kwhr に対し、今年の4月の発電量が487 Kwhr ということは、去年の1.4倍強となっているわけで、電力会社からみると不安定な発電量という感じであることから、自然ネルギーを利用した発電というのは、望ましくないというのも理解出来ます。システム的に計画停電ということで電力の供給が止まると太陽光発電も止まり、せいぜい自家消費分対応の半分程度しか発電出来ないことから、今年は夏場の計画停電が少ないことを期待するしかないのかもしれません。

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