我が家には雨水を溜めるタンクが庭に埋めてあり、この水は畑の野菜や花などに毎日使っていますが、ついにタンクの中の雨水が空になったようです。タンクの容量は1300リットルと少なくはないものの、今年の関東地方は梅雨末期にも雨が少なく、タンクが満杯になるほどの雨水は貯まらず、おまけに7月中旬頃からまともな雨量の雨が降らなかったことから、どうやら雨水を使い切ったようです。野菜や花への水やりに使っているとはいえ、ジョロで毎日10杯ほどなので、せいぜい50リットル程度を使っているだけですが、20日間で1000リットル近くを使うことになり、8月からまともに雨が降っていないことを考えると、計算上も合います。家を建てる時、雨水タンクを2個埋めることを考えましたが、残念ながら庭が狭く、2個のタンクを埋めるためには庭木が邪魔になることから、1個だけにした経緯があります。
屋根に降った雨の全てを雨水タンクに取り込むものと考えていましたが、雨水タンクへの接続状況を見ると、屋根に降った雨の一部しかタンクに取り込まないようで、2個のタンクを埋めていたとしても、この辺では雨水タンクが満杯になるほどの雨は降らないと思われることから、タンク1個で正解だったようです。このタンクは、毎年空になるわけではなく、梅雨末期の雨の状態や、8月の天気により変わります。去年は空になることはなく、数年前、孫たちが遊びに来た時、子供用プールにこの水を入れたことがあり、この時は雨水タンクが空となりました。久しぶりに雨水タンクが空となったものですが、暑さが続いている現在、野菜や花に水をやらないわけにはいかず、困ったものです。雨水タンクの水を使っている限りは水を無駄にしても気になりませんが、水道水を使うとなると上水代と下水代がかかることから、いささか気になります。
雨水タンクからの水は、手押しポンプを使用してくみ上げることから、ジョロで水をやりますが、水道水を使うと蛇口から直接水がやれるため、無駄に水を使いそうで、こちらも気になる処です。関東地方の天気予報では、8月いっぱいは雨は降りそうにもありませんが、理想としては昼間は晴れで、夕方や夜中に雨が降り、気温が下がってほしいものですが、現実はそんなに甘くないようです。9月になれば一転して気温も下がり、秋雨前線が停滞するとか、台風一過ということで、気温が下がって天気状況も変わるとか、そんなことを期待するしかないのかもしれません。それにしても関東地方はそろそろ渇水の話題が出そうですが、幸いなことにそんな話はまだないようです。もしかしたら電力と同様に目いっぱい設備投資をした挙句、貯水量には余裕があるということかもしれません。8月も残り10日ほどなので、何とか我慢して凌ぐしかないようです。

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