ポットに種をまき、苗として育てていたナス、トマト、ピーマン、シシトウを畑に移植しました。4種類の野菜といっても1畝にこれらの野菜を混栽という形で植えたもので、数量的にはナスが8本、トマトが4本、ピーマンが4本、シシトウが2本といった程度で、その他にトマトは買ってきた苗を4本を植えました。この時期に作る自家製の苗は育苗箱を使用していないこともあって育ちが悪く、トマトは10cm程度まで育っているものの、ナスやピーマン、シシトウは5cmも育っていません。流石に双葉ということはなく、本葉になっているものの、園芸店で売っている野菜の苗とは比較にならないほどお粗末です。トマトは自家製の苗より園芸店で買った苗の方が収穫量が多いことから、今年は半分の苗を園芸店の物にしてみたものです。去年も同程度の苗を畑に移植しましたが、思った以上に育ったことから、今年も自家製の苗を主体にしてみたものです。
但し、去年はマルチを敷き、透明の穴あきシートを被せて保温を図ったことが効果的だったようですが、今年は狭い畝に苗を植えたことからマルチを使わず、しかも透明シートではなく防虫用のネットを被せていることから、去年よりかなり条件的には悪いと思われます。マルチを使うと夏場の水やりが不足し、特に秋茄子が美味しくならないことから、今年はマルチを使わないことにしたものですが、もしかしたらナスは育ちが悪いのかもしれません。今年は気候が安定しない傾向にあり、4月の20日頃に気温が低い日があったことから、自家製の苗を植えたキュウリが半分ほど駄目になったし、トウモロコシの発芽率も例年以上に悪いことから、マルチを使わなかったことは失敗かもしれません。5月晴れという言葉もある通り、本来であれば5月の連休頃には気温も上がり、暖かくなるはずと考えており、寒気団の南下など、いい加減に終わってほしいものです。
関東地方では桜の開花がやたら早かったとか、4月中旬に2月中旬頃の気温になったとか、今年はかなり異常な感じがします。3月に寒の戻りがあるのは仕方がないにしても、4月になって1ヶ月も前の気温に戻るなんて勘弁してほしいものです。東北地方とか日本海側では4月中旬にかなりの雪が降ったことから、我が家だけではなく、野菜の栽培にかなりの影響があったような気もします。それにしても3月の平均気温が観測史上で最高だったとしても、4月の平均気温が例年よりかなり低かったとすれば、関東地方の野菜栽培にはかなりの悪条件です。最も、栽培する野菜によって影響は違い、ジャガイモなどはほとんど影響はないようだし、玉ねぎもそんなに影響があるとは思えません。5月からは夏野菜の栽培が本格化する時期であり、気温が低いとこれらへの影響が大きいことから、例年通り程度の気温に早く戻ってほしいものです。

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