2月も終わり3月となりましたが、今年の2月の関東地方の天気はかなり悪く、太陽光発電量も少なめでした。関東地方の2月というのは比較的天気が良く、上旬頃までは快晴の日も多く、中旬頃から春めいて幾分天気が悪くなるというのが例年ですが、今年は上旬頃から天気が悪かった感じです。大雪が2度もあったことや、例年であれば大雪の次の日以降は快晴になるものですが、今年は大雪の次の日も曇り空で、天気はイマイチでした。2月になると太陽光もかなり強くなり、快晴の日には1月初旬頃より発電量も増加するものですが、今年はそんな日はほとんどありませんでした。横浜付近の2月の天気は快晴:3日、晴れ:8日、晴れ/曇り:2日、曇り:10日、雨(雪):5日といった感じで、快晴の日が少なく、曇りの日が例年以上に多かった感じです。おまけに2月は28日しかないことから、その分、1ヶ月の発電量は少なめでした。
結局、2月の発電量は252 Kwhr しかなく、2010年から今年の2月までの中で、2010年の2月の発電量である248 Kwhr に次いで2番目の少なさです。2010年の2月は、快晴:5日、晴れ:6日で、雨(雪)が7日もあったものの、曇りが6日と今年より幾分少なめでした。1月とか2月はまだ太陽光が弱いことから、快晴や晴れの日の発電量が比較的多く、曇りの日の発電量はかなり少なめです。このため、晴れと快晴の日の合計が発電量の7割程度を決め、晴れ/曇りの日が2割程度、残りを曇りの日で発電しているようなものです。11月から2月頃までは快晴の日と晴れの日の日数で発電量が決まるようなものであり、2010年2月が11日、2014年2月も11日しかないことから、発電量も248 Kwhr に対し、252 Kwhr と同程度になるのも無理はありません。しかし、2010年1月の発電量が363 Kwhr だったのに対し、今年の1月は334 Kwhr と1割程度少ないことから、1年間の発電量は少なくなるのかもしれません。
関東地方では冬は快晴の日が多いはずですが、中国では大気汚染が酷いようで、これらの影響で九州地方でも冬にはどんよりとした曇り空になるとの話があります。北京辺りでは大気汚染が酷く、人間が住める環境ではないとの話もあり、流石に中国政府も対策を考えているようですが、中国という国の状況を見ていると、百年河清を待つ、という言葉もある通り、簡単には対応出来ないような気がします。大気汚染の影響で、中国で呼吸器系の病気が増えたり、癌が増加するというのは自業自得(因果応報というべきか?)なので別に文句を言うつもりはありませんが、中国で発生した汚染物質を、垂れ流しという形で日本の空まで送られるのは全く迷惑な話です。日本の場合、裁判を通じて大気汚染の対策が進んだようなものですが、中国では裁判制度がかなり不備であり、国民が国家を訴えるということはあり得ないようなので、ここまで悪化した大気汚染状態が10年程度で対処されるとは思えませんが、日本国民にとって全く迷惑な話です。

0