千代田化工建設(63660)を14日に276円で買いましたが、残念なことに(?)株価は買った途端下げているようです。年明けから株価は275円を最安値として動いていたことから、木曜日に275円で買いを入れたものの届かず、金曜日は株価が下がるだろうと考えて275円で指値したもののこちらも買えずということで、致し方なく276円で本日買いを入れたものですが、買えたのは良かったもののその後に株価は272円まで下がっており、ガックリです。千代田化工建設はLNGプラントを主体とした企業のようですが、アメリカでのLNGプラントの建設で大幅な赤字を出し、三菱商事の支援で事業継続となっているようです。前期に大赤字を出したことから倒産の危機にあったようですが、三菱商事の支援で対応したものの、市場からはLNGプラント建設の後始末(?)がはっきりしていないとみられているようです。
前期の赤字対策として優先株を2億株弱ほど発行しており、この株価が400円であることから、この辺を消却するまでは株価が上がることもなさそうですが、前期の大赤字ではプラント建設の問題だけではなく、これまでの問題を一括で処理した気配があることから、ここからは大きな問題は出てこないだろうと見ています。最も、素人判断なので、いい加減かもしれません。買ったのはNISA口座ということで、短期での株価の上昇はあまり期待しておらず、2年ないし3年程度で株価が上がることを期待して買ったものです。おまけに5年前にNISA口座で買った株が大幅に下がり、NISA口座の余剰金額(?)で買ったことから、株数としては大したことはありません。
LNGプラント建設という事業を考えると、これからは原油よりLNGの方が需要があると思われることから、事業としてはそれなりに有望だろうと考えています。勿論事業が有望であることと業績が上がることは別物であり、ほとんどの事業が海外であることを考えると、為替の問題もあり、簡単ではないと思いますが、現状から考えると為替相場が大きく変動することは考えにくく、ここ数年は為替相場は安定しているだろうと見ています。とは言うものの、前期に大幅な赤字を出したことから、リスクが高いことは理解していますが、株式投資というのはそれなりにリスクがあるものであり、リスクなしでリターンが得られるとは思っていません。どちらかというと配当のない会社の株を買うのはポリシーに反する(?)ものですが、NISA口座で最大5年間寝かせておくことを考えると、それなりのリターンが得られると考えています。

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