2020年3月中旬のコロナショックを底として、株式市場は活況となっており、現在の株価はバブル状態との話もありますが、素人ながらこの株価が何時頃まで続きそうなのか、考えてみました。21世紀になって20年と3ヶ月ほどですが、21世紀になっての株価の動きを自分なりに振り返って考えてみると、株価が高騰したのは3回ほどあります。最初は2003年3月頃から2007年夏頃までで、自分的にはこの頃が最高という感じで、この時期はウハウハという状態で、買った株のほとんどが2〜3ヶ月ほどで3割とか4割高となり、最初の半年ほどで評価額は2倍となり、その後の半年でまた2倍、その後は1年ほどで2倍という感じで、2006年頃にはこんなに儲けて良いのだろうか、と思うほどでした。最もその前の2000年から2003年2月頃までは最悪といった状態で、買う株買う株が下がり、投資資金がゼロになるほどの恐怖を覚えたものの、日本の大銀行が倒産するはずはないと考えて最後の勝負を挑み、逆転できたような感じです。
その後は2007年夏頃から株価は大幅に下がったものの自分の場合、2006年末に建て替えということで家を新しくするために持ち株の7割程度、特に銀行株のほとんどを売却したことから投資額は大幅に減り、2007年夏以降のリーマンショックなどによる株価の大幅な下げでの評価額の減少は、かなり少なくて済みました。2007年以降の株価の下げは東日本大震災があった2011年3月頃から2012年夏頃まで続きました。2回目の株価の高騰は2012年秋からで、この時期は自分的にはそれなりに儲かったような記憶があるものの、大きく儲けることは出来ませんでした。考えてみるとこの時期は建設株などが大幅に上がったもので、これらの株を買うこともなく、別の株をそれなりに売買していたことから、主流(?)を外れた形となり、それなりの結果しか出なかったものです。後から考えて失敗したと思ったのは、政権が民主党から自民党に代わる時期であり、自民党の公約として公共投資をやるとか金融緩和をやるとのことだったため、建設株が上がるには予想出来たはず、ということです。
3回目はコロナショックとも言われた2020年3月中旬を底とした今回で、残念ながら今回も見ているだけ、という感じになりました。今回の場合、どうしてもコロナ感染拡大という世界景気に悪影響を与えると思われる状況だったことから、下手に動くと失敗すると考えていたもので、結果的にはこれが失敗でした。しかし、当然の結果として持ち株の株価もかなり上がり、評価額としては悪くないほどの上昇となっています。このため、これらの持ち株を売りたいと考えているもので、当然のこととしてなるべく高く売りたいことから、この株価高がどこまで続くのかが問題です。世の中、強気派と呼ばれる人や弱気派と呼ばれる人がいて、強気派の人はまだまだ株価は上がる、という意見だし、弱気派の人には2021年半ばにバブルが弾けて日経平均は2万5千円を割るだろうという意見もあるようです。コロナ感染状況などを考えると、2021年にはある程度終息すると考えられることから、その後はその反動で消費が盛り上がりそうなため、少なくとも2021年はこのまま株価高が続くような感じです。このため、自分的には当面は強気でやっても大丈夫のような気がします。

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