サツマイモを収穫した後の畝に早生の玉ねぎの苗を植えました。サツマイモを収穫した後、一旦苦土石灰を入れて耕し、雨が降るのを待って元肥を入れて再び耕して穴あきマルチを被せたものです。乾燥しやすい土なので、マルチを被せる前にある程度水分を含ませた方が良いため、今年は元肥を入れて耕す前に雨が降ったことから、最適という感じとなりました。玉ねぎの苗は自家製で、野菜用プランターで育てているものですが、狭いプランターに種をまき過ぎたようで、発芽した苗が多かったのは良いとして、数が多い分育ちが悪く、結果としては失敗だったようです。必要以上に苗の数があっても植える場所はないし、また、細くて短い苗だと移植後に枯れてしまうことから、どちらかというと必要な苗の数だけしっかりした苗が欲しいものですが、そうそう都合よくはいきません。
仕方がないので細い苗を選択しながら植えましたが、大きさは中生の苗と似たようなものであったことから、中生の苗が不足していた畝に早生の苗を植えるのではなく、中生の苗の出来の悪いものを致し方なく植えました。これまでの経験からは育ちがかなり悪い苗でも簡単に枯れることはないものの、今年はある程度の苗が枯れるかもしれません。マルチはJAで売っているものは5列で幅が95cm程度しかなく、このマルチだと端をしっかり埋めるのが上手くいかないことや、せっかくなので多くの苗を植えたいことから、我が家では6列に穴が空いた130cm幅のマルチを使用しています。このマルチは園芸店で売っているもので、長さが50mと家庭菜園用としてはかなり適しています。最も我が家の場合、早生と中生の畝に使用しており、3年ほどで使い切ることから、幾分短いと感じます。
このマルチですが、穴の間隔が縦横とも15cmということで、JAのマルチより横の間隔が広めとなっており、その分畝幅が広く必要で、1m弱ほど必要になります。狭い畑で野菜を栽培していることから、畝幅を1mも取ることはかなり苦しくなりますが、その分隣の畝の幅を減らして対応しています。早生の畝の場合、サツマイモを他の畝と離れた場所で栽培している関係で、隣の畝との間隔を気にする必要がなく、畝幅も広めに出来ることから、早生の玉ねぎの栽培には問題ありません。早生の玉ねぎの種は中生の玉ねぎの苗が不足しそうだったことから多めにまいたため、細い苗がかなり残ってしまいました。このまま捨てるのも勿体ないことから、もうしばらく様子見しておき、ある程度大きくなったら少し無理して畑を空け、余った苗を植える予定です。

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