新型コロナの感染ですが、ワクチンの接種により幾分治まった感じでしたが、残念ながらまた感染が拡大し、日本を除いて第6波の感染拡大という感じになっています。アメリカやヨーロッパなどで感染が拡大し、飲食店などの営業停止処置や営業時間短縮などの対策に対し、抗議のデモなどが行われているようです。国民側から見ると数度にわたる感染対策で行動を制限され、経済的にも苦しくなっていることから抗議デモが行われるのも無理はないとは思うものの、抗議デモが暴徒化してある種の暴動になるのも困ったものです。アメリカでは企業のワクチン接種強制化を禁止する法律とか、学校でのマスク着用の強制を禁止する法律とかを制定している州もあるようで、いささか不思議な気もします。ワクチンの接種やマスク着用など、ある意味では個人の自由ではありますが、コロナ感染がこれだけ拡大していることから、企業や学校としても何等かの対策を取るのは致し方ないような気がします。
法律でワクチン接種の強制を禁止する州は共和党の知事がほとんどのようですが、ワクチン接種をやらないのであればコロナに感染しても入院しない覚悟があってほしいものです。最も政府としては感染が拡大して重症者や死者が増加することは許容できないだろうし、対処が難しそうです。日本の場合、現在までに新規患者数が激減というほど減少しており、幸いなことに第6波という感じではなく、不思議な現象という話もあります。東南アジア系の人間は欧米系の人間と違ってコロナワクチンの増殖を抑える遺伝子を持っているとの話もありますが、同じような遺伝子を持っているはずの韓国ではコロナ感染が拡大しており、新規の患者数などこれまでの最高を連日更新しているようです。コロナ感染が拡大した最初の頃、K防疫ということで韓国の患者数が減少したことから日本と比較して自慢していたり、東南アジアの国へ指導的なことをやっていたようですが、現在は見る影もありません。
日本が新規患者数の減少に伴い飲食店などへの制限を緩和したことから韓国も対抗して制限を緩和した結果、日本と違って新規患者数が大幅に増加してしまった、との話もあります。また、ワクチン接種の効果が日本よりはるかに少なく見えることから、使用したワクチンに問題があったのではないかという話もあり、自業自得という感じがしないでもありません。ワクチンの効果は半年もすれば半減するようで、日本の場合、高齢者への接種が始まったのは6月頃のため、効果が減少するのは12月頃となり、年末にかけて宴会などや人出が増える行事なども多くなることから、寒くなることも含めて来年の3月頃までが感染拡大を警戒しなければいけない時期、と思われます。逆に言えばこの時期を乗り越えれば治療薬などの開発も進み、新型コロナ対策に目途が付くのかもしれません。日本の新規感染者数の少なさに対し、韓国などではPCR検査数が少ないためとか、実際はもっと多いはず、などの指摘があるようですが、死者がゼロという実績に対しては何も言えないようです。日本の場合、スーパや飲食店など何処でもアルコール消毒や検温を実施しているし、マスク着用も当然という感じなので、ワクチン接種とともに新規感染者数が減少してもおかしくはないと考えています。

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