大幅に下がっていた野村HD(8604)ですが、三菱UFJとか三井住友銀行、みずほFGなどの金融関連株の株価が上昇してきたことから、野村HDの株を6日に517.5円で買いました。前場の終了後に買値を指定したものですが、前場終了時の板は買いが517.2円、売りが517.3円であり、この日の最安値が517.3円であったことから、もしかしたら517.3円で買えたのかもしれませんが、零細投資家で買う株も1000株レベルのため、20銭程度の価格差より確実に買うことを考えて、517.5円で指定したものですが、結果的には正解だったようです。
野村HDはアメリカの投資会社の投資失敗により大きな損失を出したもので、これらの損失の影響も今期で終わるだろうし、アメリカの金利も上がるようなので、金融関連株も上昇するだろうと期待しているものです。また、配当も悪くないため、半分は配当金目当てでもあり、短期での株価上昇はあまり期待していませんが、株価は上がってほしいものです。しかし、アメリカでの投資失敗というのはお粗末な内容で、まともな投資会社の失敗とはとても思えません。まるで投資詐欺みたいなもので、結果として5000億円以上もの損失を出すなんて、素人以下の運用力しか無いようにに見えます。
それにしても去年から今年にかけて、金融関連株価の変動はかなり大きかったように見えます。野村HDにしても600円近い株価だったものが500円以下まで下がり、現在は戻り気味ですが520円ほどと、1割程度は下がっています。メガバンクの三菱UFJにしても550円程度だった株価が700円近くまで上がり、その後に620円ほどまで下がって現在は700円弱といった感じで、大型株にしては株価の変動が大きいように感じます。ある意味では儲けるチャンスも多かったものの、逆に言えば失敗する可能性も多かったわけで、株式投資も難しくなりました。

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