サツマイモの苗を園芸店から買い、畑に植えました。長さ5mほどの畝にサツマイモの苗を植えているものですが、1昨年までは根付きが悪く、6割程度の苗しかまともに育たなかったものですが、昨年、何気なく見ていたNHKのテレビで園芸講座の番組をやっており、その中でサツマイモの植え付けが行われていました。その講座によるとサツマイモの苗は斜めに植えるものとのことで、それを参考にして昨年は苗を植えました。その結果、根付きの確率は大幅に上がり、9割以上は育ちました。そのため、今年は苗の数を40本にしましたが、流石に苗の数が多すぎたようです。我が家付近では、サツマイモはジャガイモと同じように60cmほどの幅に畝を作り、その畝にマルチを被せて穴を空け、苗を植えているようですが、我が家の場合はもっといい加減(?)です。
狭い畑での野菜作りなので、すべての野菜は幅90cm強の畝で栽培していますが、サツマイモは幅1mほどの畝を使っています。この畝に3列という感じで苗を植えているもので、かなり密集していますが、今年は苗を買い過ぎたことから、致し方ありません。来年には買う苗の数を減らしたいと考えています。元肥として鶏糞を少々と甘藷1号というサツマイモ用の化成肥料を使っています。一般的な農家用の肥料のため、肥料の使用量の目安としては反当りとして記載されており、家庭菜園にはあまり参考にはなりませんが、去年まではかなり適当な形で肥料を入れていました。この甘藷1号という肥料はサツマイモ用としてはかなり良く、この肥料を使用することで我が家のサツマイモもかなりまともに収穫出来るようになりました。
このため、今年はこの肥料袋に記載されていた使用量を参考にして自分の畑にも肥料を入れることにしました。この袋に記載されている使用量によると、1反当たり5袋程度とのことだし、1袋は20Kのため、300坪当たりで100K程度の使用量となります。我が家の畑の畝は5m×1m程度のため、5uとなり、1.5坪ほどです。従って使用量としては500g程度となりますが、去年まではこの半分程度だったし、今年も8割程度のような感じです。こうして計算してみると、自分の場合、意外と化成肥料は少ないような感じです。我が家の畑は水持ちが悪く、すぐにパサパサの土となることから、今年も雨の後に元肥を入れて畝を耕し、マルチを被せました。一般的にサツマイモの栽培は簡単だと思われていますが、実際にやってみると意外と難しいものですが、今年も何とか苗が根付き、ほとんどの苗が育ってほしいものです。

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