本日よりバイトの仕事初め。朝見た初夢が意味ありげだったので書いておく。
何と私が大学に通っているのだ。しかも実年齢で本日は入学式の翌日。つまり初授業の日。高校を出て日本映画学校の映像科に進んだ私が何故今頃大学なんて通い始めたのだろう?(ちなみに私の友達で26歳になって高校に入学した男がいる。彼のことも念頭にあったのだろうか?)そんなことを漠然と考えつつ家を出ようとすると母親が(母親?私は実家に戻っているようだ)「朝ごはんを作ったから食べていけ」という。食卓には父親も妹もいて朝食を待っている。あまり時間はなかったが、何も食べないで出かけるのも不健康だと思い急いで食べることにした。しかし、朝食は次から次に出てきてしかもご飯、味噌汁、パン、コーヒー、コーンフレーク、八宝菜とめちゃくちゃなメニューでいっこうに食事が終わらない。早く出かけないと、初日から遅刻じゃ洒落にならないと急いで食べようとするのだがそれでも料理は次から次へと出てくる。う〜、もう食えん…しかも焦って食ったからぐしゃぐしゃになって服も汚れてしまった…しかし、まだ走れば間に合うと自転車を飛ばして東京農大の方向に進む(農大?私は農業の勉強をしようとしているのか?)。しかし、途中で教材を丸々忘れてきたことに気がつき愕然となる。
教材がなければ授業が受けられない…しかし、取りに戻れば確実に一時間は遅刻する…。
しかたなく取りに戻ることにして今度は自転車ではなく電車を使おうと画策。何十分かは節約できるかもしれない。あ、母親に頼んで駅まで教材を持ってきてもらおう…と思い、駅で母親を待つ。プラット・ホームに座って「ああ、今頃みんな初めての授業を受けてる頃だろうな…私だけひとり出送れなんて嫌だなぁ…ああ、嫌だ」と思っていたら目が覚めた。
学校の夢というのは何か新しいことにトライしようとする時、励ましのために脳が見るという。確かに新しい現場に行って慣れる前はこれまでもよく見たことがある。しかし、なぜか私がよく見るのは中学時代の夢だった(楽しくも人間形成上とくに重要でもなかった時代。だからこそ象徴として表現しやすいのか?)のだが、行ったことのない大学に進学しているという夢は初めてだった。これは何を意味するのだろうか?今年はまた全てにおいて新しいステップに上がろうとしているということか?そう考えるとこんな情けない夢も縁起がよいものに思えなくもない。
家族が出てきたのはこないだ実家に戻った時のことが影響してるのだろうか?そういえば今年の半ば頃にはカミさんと親との同居が始まる。それまでに正式に結婚もする。ロンドンにも演劇の勉強をしに行こうと思っている。劇団火扉としての新しい企画もある。
何のことはない。今年は私の生活基盤がガラリと変わる。新しいステップに行くのは当たり前のことなのだ。
目指すはその一歩が大いなる前進に繋がるようにすることだ。

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