本日も地道に荷解きの作業が待っている…しかし、両親も年なので自分の部屋だけでなく家全体の力作業もこなさなければならない。とてもではないが私一人では、一向に目処が立たない。
…と、ここで文字通り、力強い助っ人が登場!そう、サムライ・ヒロムである。
ヒロムさんは(何故か)嬉々としてやってきて、(何故か)ハイテンションでバリバリ力仕事をこなして行く。彼の異様な働きぶりに今日一日だけで大分作業が捗り、私の自分の荷解きに専念することができた。
おまけに彼はウチの両親と異様に打ち解けて、ベランダで親父と満月を眺めながら酒盛りをし、結局終電を逃して泊まってゆくことになった。
就寝する前にヒロムが言った一言に私はさらに驚愕した。
「…さて、明日は何時から(作業を)再開しますか?」
本当に計り知れない男である。

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