すっかり恒例となった
ライトノベルサイト杯、
まずは早速投票から!
新作は5作品以上読んでますけど、あえてハードルは高く設定してあります
新規作品部門
【08上期ラノベ投票/新規/9784840241663】
【08上期ラノベ投票/新規/9784086304054】
既存作品部門
【08上期ラノベ投票/既存/9784086011440】
【08上期ラノベ投票/既存/9784829132661】
【08上期ラノベ投票/既存/9784048670975】
【08上期ラノベ投票/既存/9784840241717】
【08上期ラノベ投票/既存/9784044707125】
つまり、こういう事です。(並び順に特に意味はありません)
新規作品部門
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君のための物語(水鏡希人)
今年の電撃文庫小説大賞<金賞>受賞作。
いつだったか、今年の電撃文庫大賞についてラノベ読みの人達と話した事があったんですけど(他の人を称するのはいいけどラノベ読みと自称するのは何かちょっと抵抗がある…のはたぶん自分ごときがそう名乗っていいのだろうかという心理だろうか。関係ないけど)、その時かなり高評価でした。
自分含めてメンバーの年齢層が高めだったから
これに人気が集まったというのは凄くありえる話ですが
これはオモシロイイ話ですよ!
主人公が好きになれたのはやっぱり大きいかな
文字にすると安くなる気もするけど「やる時はやる」んですよ。
例えるなら
もしかしたら褒めすぎかもしれないけどジョジョ4部の川尻早人的な。
普通の人間が能力の範疇で頑張るってのは超能力が跋扈する漫画やライトノベルでは際立つ気がします
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ベン・トー サバの味噌煮290円(アサウラ)
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感想
バカ小説部門では今期ナンバーワンなんじゃなかろうか?
そんな部門はありませんし、自分が読んでる数も少ないので意味はないですが
とりあえず凄く面白かったです。
スーパーマーケットで半額の弁当を手に入れるために命を懸ける漢たちの物語!
(この場合の“漢”はもちろん生物学上の性別とは無関係)
「ハーフプライサー同好会」「氷結の魔女」などの馬鹿ワードが
飛び交うのが非常に素敵です。
過去作は全部ガンアクション書いてた人だけにアクションシーンをそれなりにガチで描いてもいるんですけど、BGMは「おさかな天国」。
なんだこの小説
既存作品部門
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マリア様がみてる マーガレットにリボン(今野緒雪)
→
感想1/
感想2
マリみての短編集ですね。
プレミアムブックやイラストコレクションも数に入れると第33巻です。
誰が何と言おうとこれだけは投票させてもらいますよ!
いや、誰にも文句は言われないでしょうけど。
久しぶりにメインで登場する1年目の薔薇さま達が一番の見所?
個人的には「青い傘の思い出」好きですけど賛否両論っぽそうですね
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フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム(賀東招二)
今の自分にはこれに入れないという選択肢が存在しない
ずっと人気タイトルではあったんだろうけど
この前のこのラノでも1位になったし再評価されてますよね。
自分としても感想は「ドンドン面白くなってきた!」の一言に尽きるんですけど
ここ数巻の熱さは類を見ないです
物語を「なあなあにしない」「ご都合主義に走らない」という
イメージがあって、作者の物語作りに対する真剣さを感じたりもする。
(厳密な意味で「ご都合主義じゃない」って言えるわけじゃないのかもしれないけど、無意識的意識的に他の多くの作品で不満を持ってるような部分を「そうあるべきだよな!」って感じに書いてくれるみたいな)
もうすぐ完結っぽいですけど、どうなるんだろうな
トンデモ展開でもいいからハッピーエンドを!と願う気持ちもあるけど
賀東先生が安易に「全部丸く収まりました、みんな幸せです」なんていう展開を持ってくるはずが無いという信頼があって(安易じゃなければアリ…かな)、
いずれにせよ続きが待ち遠しくて。ホントまだかな
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神様のメモ帳3(杉井光)
ニート探偵アリスの話。
主人公は何となく惰性で生きてる感じの普通の高校生――だったけど
同級生の紹介でアリスをはじめ個性的な面々と仲良くなって
変わってきた感があるから3巻の段階でそんな評価をしていいのか分からない。
自分が何でこの物語が好きなのかは
結局この主人公が好きだからという所に集約される気もする。
辛い目にあうし悩むんだけど、決してそんなに明るい話ではないんだけど
そこにリアルを感じます。
積極的にオススメしたいという感じではないけど
自分には面白かった。凄く面白かった。
3巻で完結しちゃったんだろうか?杉井先生は既に別のシリーズも書いてるし
終わっても不思議じゃない展開だけに、その可能性が否定出来ない
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ツァラトゥストラへの階段2(土橋真二郎)
オリジナルのゲームを題材に人と人の駆け引き、心理戦なども交えたサバイバル話。
「扉の外」から変わらない作風ですが
主人公が固定でパルスという超能力(現時点ではほぼ人間の本来持っている能力を拡張する方向のものばかり。肉体強化、情報処理能力強化…)の設定が追加。
舞台も閉鎖空間ではありません。
基本的に同じような楽しみ方が出来ると思いますけどね。
共通の用語などは見え隠れするものの、
2つの世界が繋がっているのかは、現時点では不明。
扉の外1巻が発売された時は賛否両論だったようですが
(その時のやり取りにいまだに思うところはあるのですが……主人公に感情移入した上で、軽く共感までした自分は異端だったのだろうか)
それよりは分かりやすい話になってるんじゃないでしょうか
この作品は単純に読んでいて面白いです。
ついでにあとがきの面白さに定評があります。
この巻のあとがきは1巻の印税を全て競馬に突っ込む所で終わったので
ファンをもってして本編よりあとがきの続きの方が気になるとすら――
ってそこまで言っちゃうと逆に褒めてないだろうか。
人によって合う合わないはありそうですけどオススメですよ?
・
レンズと悪魔 VII 魔神決壊(六塚光)
「タマラセ」の六塚先生の新作だ!って飛び付いたのが
かなり最近のように思われるのですが、もう7巻ですか。
最近はタマラセの時のいい意味でデタラメなノリが完全復活して
なかなか大変なことになっています。
悪魔召還とか魔神とか細かい設定を説明するのも難しいので
特徴を思いつくままに挙げてみる。
1、ヒロインが右手に万力を装着
2、悪魔を召還するには目にレンズをはめる必要がある。その時にみんな「コンタクト!」と叫ぶ
3、オリジナル格闘技「チキュウ空手」地動説の構え奥義・ガリレオガリレイの鉄球!
4、スニーカー文庫的には「熱血&美形ナンバー1!」
……こういうのは、こんな端的に説明しちゃいけない気がする。
ていうか説明無理。
7巻ともなると物語もかなり進んできて
今、かなりの佳境に差し掛かってるっぽい。今後の展開にも注目。
まだ結果ページを見に行ってないので
今どの本が優勢なのかとか全然知らないんですよね。
結果が出るのが楽しみだー。
毎度毎度集計人の平和さんや関係者の方々、ありがとうございます

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