雑誌掲載分の挿絵についてまとめてみました。
当然のことながら
超ネタバレです
ご注意下さい(初出からかなり経ってるので今更ですが)
・「四月のデジャブ」(2007年4月号)
1.扉絵
いちごさんの横顔(神様と対話?)
2.最初の既視感。振り返る二葉さん
3.親しげに上級生と話す二葉さんを見て立ち尽くすいちごさん
4.一絵さんに抱きつくいちごさん
37ページに収録。
・「三つ葉のクローバー」(2006年2月号)
1.扉絵
三つ葉のクローバーを持つ繭さん
2.四つ葉のクローバーを探す繭ちゃんと朱祢ちゃん
3.髪留めを見つけるちさとさん
71ページに収録。
・「枯れ木に芽吹き」(2006年12月号)
1.扉絵
片肘ついて物憂げな克美
2.笙子の部屋で写真立ての写真に驚く克美
3.お守りをこちらに見せる江利子、
驚きつつちょっと嬉しそうな克美
4.「どうして、それをっ」な笙子
・「黄色い糸」(2006年4月号)
1.扉絵
令(全身)と江利子(上半身)
令の指から光の帯が伸びているように見えなくも無い
2.本で顔の下半分を隠す江利子
3.一年菊組の教室でクラスメイトに呼ばれる令
123ページに収録。
・「不器用姫」(2005年4月号)
1.扉絵
寂しげな寛美。後ろにはロザリオ、リボン、さゆりさんが浮かんでいる
2.心配げに忠告する志摩子さん、ショックを受ける寛美
3.友達の後ろで気まずそうに視線を外すさゆりさん、困惑の寛美
・「温室の妖精」(2005年8月号)
1.扉絵
背中を向けたシー。背中に薄く羽根が見えるよう
2.真美さんに質問する皐月
181ページに収録。
3.薔薇の葉を撫でて話しかける皐月
4.半分振り向いて視線をよこすフェ
・「ドッペルかいだん」(2006年8月号)
1.扉絵
満月をバックに、反対の方向を向いたアリコと水奏
2.フィルムの残数の問題で首をかしげる涼子(?)と、水奏
3.自動販売機の前で買ったいちご牛乳をこちらに差し出すアリコ
以上を調べなおしてみて
もったいない!!!
というのが第一の感想ですね。
色々無視して単純に言ってしまえばせっかく描き下ろされた絵24枚の
うち4枚しか収録していないわけですから。
枯れ木に芽吹き、不器用姫、ドッペルかいだんに至っては収録数0です。
挿絵があるのも良し悪しだとは思いますが
個人的にはやはり収録されなくて残念だなーと。
ページ数に余裕が無かった事も影響していそうですしね
一番挿絵がなくなることの影響が大きいのは「ドッペルかいだん」
だったりしますでしょうか。ここで詳しくは語りませんが
これも良し悪しですね。
…ドッペルな二人はともかく涼子さまの絵が、とか言い出したいけど
それは趣味に走りすぎだろうか。
ちなみに雑誌を読んだだけでは判別がつかないけど
ひびき先生が同人で出してるラフ集のコメントで涼子さま確定です。
「四月のデジャブ」もちょっと挿絵面白かったからなー。
ラストの絵はちょっと思うところがありますが
二葉さんの絵は欲しかった。
「温室の妖精」は挿絵があるとシーとフェの正体について
想像が若干限定されますね。ある意味ない方が良いのかも?
「不器用姫」はさゆりさん(あだ名は何となく書きたくない)が
デザイン的に祐巳にかなり似ています。少し祐巳より髪長いけど。
「三つ葉のクローバー」は…ああ、そこですか。
ちさとさんの絵だけ収録ですか…。いい場面ではあるんですが
せっかくデザインされている、主役のはずの繭さんが
不遇でちょっと可哀想。ちさとさんも主役と言えば主役なのですが。
「枯れ木に芽吹き」は正直、雑誌を読んだとき
克美が美人すぎてちょっと微妙な感想を得たのですが
無くなると寂しいというか。難しい所です
「黄色い糸」は特筆すべき事があんまり無い気もするけど
全てちょっと若い(今も若いですけど)のが面白い所ですね

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