これまで色々書いてきたバッカーノ!のゲームですが
売り上げとかそっちの方を考えると
どうやら元の生産数が少なく、全体の販売本数としては多くないけど
消化率は良くて店頭では品薄になっているという状態みたいです。
スタッフブログによると、現在増産中なんだとか。
店頭にない場合はぜひ、店員さんをつかまえて取り寄せてくださいとのことです。
採算ラインはクリアしたと考えていいと思うので一安心、かな?
でも将来的に入手が難しくなる可能性を感じますね…
さて、今回はついに「死亡勇戯編」編に進みたいと思います。
成田先生は全体で文庫換算100ページ以上は書き下ろしたらしいですが
DJCDでは死亡勇戯編だけで50ページ分以上は書いてる
と言っていたと思います。
超人と化したジャグジーの活躍に期待です!!
まず「どんな話か」と問われたならば。
「傭兵を雇って黒服を殲滅したターナーに捕らわれたニースを助け出すために、不思議なツボを突かれて超人的な身体能力を手に入れたジャグジーが各車両に待ち構えた強敵を乗り越えて先頭車両を目指す話」と答えます。
そして「海賊本の番外編的短編のノリです」と付け加えてみます。
あらすじの時点で非常に馬鹿馬鹿しい(褒め言葉)話なのはもう確定。
ブルース・リーの映画「死亡遊戯」が元ネタですが
状況的にはワンピースの海列車に非常に似ていますね。
そして番外編の短編を読んだ事がある人なら分かると思いますが…
つまりは奥義パロスペシャル発動です。
いやタイトルの段階で明らかに某映画のパロディですがそういう事ではなく、
普通に本文中に「ざわ……ざわ……」とか他漫画ネタ入ってくるという意味です。ゲームでそれをやったロック魂はすげぇ。
それによってこのシナリオは特に人を選ぶものになってるかもしれないので――個人的にはほとんど付いて行けますが――注意が必要です。
いや何に注意すればいいのか分かりませんが。
考えたら全体的にパロディ多いなこのゲーム
ちなみにこのシナリオも全編フルボイスです

料理長の活躍が見られるのはゲームだけ?の図
ビジュアルが初出の料理長グレゴワールですが
「最強のコック」を成田先生が書いているという点が面白いです。
少なからず沈黙シリーズのセガールを意識してますよね。
以前、インタビューか何かで成田先生が「このグレゴワールが主役の話の構想も存在する」というような事を語っていましたが、今回それで使おうと思っていた要素はどのくらい出せたのでしょうか?
そんなこんなでゲームオリジナルキャラを多数登場させつつ
なかなかハジけた展開が続くのですが
プレイした人や話を聞いたファンが一番気になるのは
「この死亡勇戯編に出てきたキャラや設定は
どこまで公式設定なのか?」
だと思います。
成田先生はこういうのを作中に取り入れる事が多いですからね。
個人的にはそれで小説としての完成度に影響するならやらない方が良いと思いますが…成田先生なら纏め上げ兼ねないのでコメントに困る所です
でもそろそろいい加減キャラ増えすぎじゃないかな?大丈夫かな?
心配になるくらい濃いメンツなんですもの。
おっと、オリジナルキャラが原作に登場するかが本題でしたね。
DJCDで成田先生は
・「(話自体は)パラレルですが彼女達は
実在します」
・「原作にも
出てくるかもしれません」
・「個人的には
出したくてしょうがない」
と語っているので…まあナンシー(釘宮キャラ)くらいは
出てくるんじゃないかなと思ってます。
特典ゲームブックの「時刻表」では名前だけ出てますしね。
いや、でもあれを出すと作品的に…ブツブツ…
メインとなるシナリオについてはこれで完全攻略した事になりますが
このプレイ日記…というかゲーム感想?はもうちょっとだけ続くんじゃ。
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