2021/9/22
先週の木曜日
以来
トレーニングを
お休みしていたのです
と言ってるそばから
昨日の午後
ポーカーフェイス斧田トレに
ご参加
しましたので
たかだか
4日ほどお休み
しただけか
普段よっぽど熱心に
通ってるんですわ
月曜日の渋谷で
親しいお友達たちに
いっぱい会って
いっぱいお話ししたことが
シアワセすぎたよ
聞いたらさ
四星球になんか去年は
一度も会わなかったって
いうんだからさ
行くフェス行くライブで毎日みたいに
顔合わせてるときも
あったというのに
そりゃあ
そんな久しぶりに会ったら
嬉しくて涙が
出そうにもなるよ
「 キック行ってます? 」
ちょっと前から
格闘技の世界に足を
踏み入れ
キック仲間となったU太さんが
作者に言う
「 うん行ってる! 」
「 何んかさ怪我ばっかりしてる笑 」
「 わかるわかる! 」
「 知らないあざとかいっぱいできるし 」
「 わかるわかる! 」
「 こういうのも内緒だけどさ怒られるから笑 」
言いながら作者は
その木曜日の
とにかく明るい山口トレで
ちょっと油断しちゃって
突き指をしてしまい
念のためネットでガード
してきた左手の親指を
U太さんに
見せる
ついさっき
会長に
「 まあ原因は俺は聞きませんけどね 」
言われたやつよ
「 わかるわかる! 」
「 今度キック大会しよーよ 」
「 あ! 俺ミットいっつも車に積んでんすよ 」
「 本当っ? 」
「 うん積んでる積んでる 」
「 じゃ今度やる! 」
「 是非ぜひ 」
ライブ会場の控え室でのバンドマン同士の会話です
そもそも
華奢でほっそりした二の腕に
憧れていたはずなのに
ご自分が日に日に
ごっつい感じに
シフトしてきている
ことにはちゃんと
気づいていて
しかもご友人たちからも
その類のメンションを
いただくことが
多くなってきてしまっている
「 だってじゅんこさん1年前とは腕全然違いますもん 」
「 やっぱそうだよね・・・ 」
「1年前はまっすぐしてました 」
「 はぁぁ・・・ そかぁ 」
彫り師真夢さんからは
その後 LINE で
「 じゅんこさん華奢痩せする動画みつけたよ 」
YouTube 情報が
送られてきたのだが
そのトレーニングったらどりもこりも
作者が毎朝お家で
やってるメニューじゃんか
二の腕スルスル華奢痩せするよ!
っていうタイトル
だったんですが
おぅっ!
スルスル華奢痩せどころか
当方近頃
二の腕ゴツゴツ頑丈太りしてるよ!
ボクシングやってて何ぐだぐだ言ってんですかって誰か突っ込んでくんねーか
ちっともご病気なんか
しないけど怪我ばっかり
してる作者は
たとえば
人間ドックでセーフだったその日にそこいらで
大怪我したり事故ったりして
死ぬかもしれないんだから
やっぱいいんだよ別に ( しつこく引きずっててごめんですけど )
New York へ向かう前に
作者は Celine に
お電話をしたのです
もしか万が一
Celine が
「 うちに泊まったら? 」
と言ってくりるのを
ちょっとだけ
期待してた
っていうのもある
「 まだ泊まるとこ決めてなくて 」
「 うちの近くにいいホテルあるよ 」
Celine がご提案の
ホテルは
あらゆることに無知な作者ですら
知ってるような
有名立派なとこだった
「 そこ泊まればリムジンで家の近くまで来れるし 」
リリリリリムジン!!!!!!
今思えばいわゆる
ホテルで運行させてるリムジンバス
のことだったんだろうけど
ホテル名とリムジンで
すっかり
怖気づいた
作者は
「 えぇぇぇっとぉ まぁあのぉ 適当に探してみるよ 」
結局
備え付けの机の中で
小っちゃい虫がもぞもぞ
動いてるぐらいの
グレードの
ホテルに
行き着いたわけです
そこから
グランドセントラルステーションまでは
徒歩で行けるほどの
距離だったけど
賢明にも作者はタクシーで
向かうことにした
拾ったタクシーの
運転手は
とっても気さくな黒人の兄ちゃんで
短い時間の中で
そこそこ会話が弾み
作者は心が
和んだ
すぐにタクシーは
駅に着き
作者はチップを
渡すのだが
もしかしたらきっと
失礼にあたるかも知れないほどの
額しか
渡さなかった
短い距離だったからじゃなくて
チップの相場がわかんなかったから
ごめんねあの時の兄ちゃん
今の作者なら
あのときよりはもっと
ちゃんとした額の
チップを
差し上げられる
人生でたった一度きり
会っただけの
おそらくもう会わないこの男性が
20年前の 9.11 以後の
人生をどう
歩んでいるのかいたのか
ふと
考える
ことがある
グランドセントラルステーションは
古めかしくて立派な
大きい駅で
あらかじめ Celine から
教えられていたとおり
さほど迷うことなく
切符を買って
教えられたとおりの列車に
乗り込んだ
2時間そこそこ乗ってる
計算なので
けっこうな混み具合の中で
空いてる席を探し
ボックス席の端っこに
座らせてもらう
しばらくすると
作者の斜め向かいの窓側に
座っていた
80歳は優に超えていると思われる
きれいな白髪の上品な
老婦人が
作者に
話しかけてきた
海外を初めて旅していて
友達に会いにひとりでここまで
やってきたことを話すと
とっても驚きながらとっても感心してくりて
こんなローカル線で
日本人を見かけるなんてきっと
相当珍しかったとみえて
そのあとも
熱心に
話しかけてきては
作者の話に
いちいち驚嘆して聞き入る
そのうち
「 これ読む? 」
ご自分で読んでいた新聞まで
手渡してくださるので
新聞なんかほとんど
読めないが
お礼を言って受け取って
しばらくの時間を
新聞を眺めて
過ごす
作者が降りるのが先だった
「 どうもありがとうございました お会いできてよかったです 」
言って立ち上がると
たった1時間かそこら前に
出会ったばかりの
いわば通りすがりだったはずの
ご婦人は
泣き出すのかなと思うぐらい
顔を崩して中腰になって
「 気をつけてねハニー 」
きつくハグを
してくりたのです
もしかしたら
日本という国と日本人に対して
偏見を持っている世代かも
知れなかったのに
見ず知らずの外国人に
あんまりにも優しく温かく接してくださった
上品な老婦人に
15年越しで初めて会う
Celine に会う前の
列車の中で出会い
作者こそが泣きそうになった
人生でたった一度きり
会っただけの
もう会うことはない
そのご婦人がそのあとも必ず
幸せな人生を送った
に違いないと
時々思い出しては考える
駅に降りたら
写真では見たことがある
二次元でしか知らなかった女の子が
作者を待っていた
続く ( たぶん )

71
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投稿者:gotun
こんばんは!
最近疲れがたまってて家と会社の往復でした😅
今週から整体治療に通います。
そんな近況はさておき、
案外短いスパンで斧田トレに参加ですね☺
渋谷の会場で四星球とは久しぶりだったんですね。
バンド界隈でキック仲間増殖中とは☺
華奢よりもスリム筋肉に向かってるんでしょ( ̄∇ ̄)b
最近自分は海系筋トレ男子のフォロアーができたせいか
ツイに曲線美を追求する細マッチョ女子が流れてくるようになりました😅
キックボクシングは上半身も下半身もバランスよく鍛える感じでバランスよさそーですけどね。
まぁ人間ドックは10獄企画になったらそのときは😁
New York編☺
ご対面前に宿泊問題が再燃とは( ̄∇ ̄;)
外国のチップ相場ってわかんないですねぇ。
9.11は衝撃でNYの生活が激変した出来事と思います。
さほど迷うことなく切符が買えるのはスゴいです。
自分は外国で切符買えるかなぁ😅
2時間ほどの老婦人と過ごした時間も大切な時間になりましたね!
二次元の女の子って( ̄∇ ̄)
三次元の続きをプリーズ!
投稿者:inori
またjunkoさんがバンドマンの方々と毎日のように顔を合わせる日々が早く戻るといいですね。
Celineさんの話の続きが気になります!
一期一会の忘れられない出会い,大切に想ってる気持ちが伝わってキューンとしちゃいました。
それにしてもちゃんと会話できるjunkoさんの語学力すごいです!!
投稿者:こしあん
去年のツアーファイナル前から、日常が激変しましたもん
元に戻るのか戻れるのかさえ分からないご時世
せめて希望を胸に抱いて生きていきたいです
突き指の原因? Twitter 見てる人は全員知ってますw
U太さん、車にミット積んでるとかガチ勢やないですか
キック大会かぁ 怪我しないよう手加減してくださいね〜汗
junkoさん、十二分に華奢です 華奢ですよマヂで
二の腕真っすぐじゃなくてもいいんです
あと、セルフ突っ込みしてるんで、誰も突っ込んでくれませんぜ
スタッフさんから人間ドックへ行くようにと言われ続けてるとみた←
気の迷いか何かで一回だけでも行ってくんねーか ですよ
Celineさん、本当に良いホテルを勧めてくれたのね
机の中の小っちゃい虫再びw 次の登場は...もうないか
タクシーの兄ちゃんも電車の座席の斜向かいに居たご婦人も
絶対にみんな幸せに過ごしていたはずです きっとそうです
次回はいよいよCelineさんとのご対面ですね〜ドキドキ
今回も読み応え抜群でした、続編楽しみにしてます!