早いもので楓B&Bをオープンしてから去年の夏で10年たった。相も変わらず朝のコーヒーを飲みながら雪の残る庭を眺めると、昨日娘の作った雪だるまがどんどん傾いている。
雪の少ない短い冬だったと思ったら2日前4月になって思いがけず降った。降っているときのふわふわは、地面に落ちて積もるとその時の気象状況にもよるが、とてつもなく重たいものになって汗だくの雪かきが待っている真冬とは違い、明日にはもう解けるさと軽い気持ちでいられるのがいい。
この冬はクロスカントリー用のスキーを買ったので、ちょっとでも降るとこの雪で滑れるかと外ばっかり眺めていたが、イプスイッチの雪はあまり当てにならない。去年ほど降れば話は別だが毎年予測がつかないし、山もないので本格スキーならみんな近隣の州まで出掛けて行く。
庭の球根類が花を咲かせたときの雪と、夜に氷点下になったせいで薄い花びらがみんな凍っていた。
娘を学校へ送ったときにはもう気温が上がっていて今は雨。これで今年の雪ともお別れになるのだろう。やっとガーデニングの季節がやってくるのかな。

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