晴れはれ日記

今日もどこかで暮らしてる。

ごあいさつ

　　　　　　　　「雪吊りラブ」を＠nifty:デイリーポータルＺのお題DE道場（2010年2月26日号）に載せていただきました！ありがとうございます。よろしければ、前回採用の「トロッコで行こう！」「バス停をめぐる冒険　挫折篇」「スズメのおふろ」「アルミを溶かそう」「雪を飲む」「50%を目指す」「路面電車を追いかけて」もごらんください。

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2014/5/8

「一喜一憂」　　ベランダ

高速道路で２５キロの渋滞につかまり疲労困憊。
予想の３時間後に自宅に帰りついた。
帰宅して真っ先に、ベランダに出る。
声にならない叫びが出た。

バラの蕾がすべて垂れている！

慌ててジョウロを手にし、洗面台に走った。
バラを始め、皆に水をやって、ひと息つく。
大丈夫かな、どうかな、復活してくれるかな。

この時期の植物は育ち盛り。
バラに至っては、２０以上の蕾をつけていた。
毎日、ごくごくと水を飲む。
旅行は楽しみなのだが、
植物の世話係としては、留守中の彼らの健康が気がかりだった。
当然、タンク式の給水機をセットして出かけたのだが、
この機械、便利で有難いのだけど、少々動作が怪しい。
給水量を標準にしたから、晴天だと水が足りなかったのかも。

枯らしちまったかー。

たかが植物なのだが、
中には１０年来のものもあって、そこそこ思い入れもある。
かなりがっかりした。

が、
朝陽かがやく翌朝、バラの蕾たちは、頭をあげていた。
他の植物もなんとかなりそう。
ウェルカムバック！

眺めて過ごすうちに、
蕾は順調に膨らみ、やがて、開いた。
かぐわしい香りが鼻をくすぐる。
ああ、今年も咲いてくれた。

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バラが咲いたということは、そろそろユリノキも咲くはずだな。

以前、近所の遊歩道に、ユリノキを見つけた。
僕はモクレンの仲間が好きで、
その中でもユリノキの花がとくに好きだ。
心ときめかせて、ユリノキに向かったところ。

ユリノキ、まさかの丸坊主。

葉の一枚も残さずばっさりと。
当然、花なんて、ありゃしない。
僕の所有物じゃないので、仕方ないけどさ、
この時期に剪定するなんて、ヒドイわー。愛がないわー。

植物に一喜一憂する、今日この頃。

空の青、若葉の緑、光る風。

なんにしても、良い季節となりました。