雨の景観への招待−名雨のすすめー
小林 享 著
彰国社 (1996)
@1545
「雨の景観」という、気がつくようで忘れられがちな、風景を切り取った一冊。
坪庭で雨を楽しめるように、田畑で五月雨を楽しめるように。
そんな雨の名所、名風景が、安らぎをあたえてくれる、それぞれの名雨を見つける事ができますよう。
<メモ>
雨安吾(うあんご)
サンスクリット語でヴァルーシカは、ヴァルシャ(=雨)の派生語である。
つまり、雨を利用した修行であった。
<メモ2>
五月雨のいさら小川を頼りにて
外面の小田の澪となしつる
(実家集/藤原実家)

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