ヤマサハウス住まいづくり探検ツアー
新築体験セミナーWeb版 Vol9
「家づくりに関するアドバイス」
4月4日に開催された探検ツアーでお話させていただいた内容に、当日はお話できなかった事柄も含めて補足説明させていただいています。
今回は、その9回目。
10 家づくりに関するアドバイス
(1) 情報収集
まず、家づくりの本ですが、鹿児島にも地元工務店を紹介する「家づくりの本」が、主なものでも3冊出ています。
これらの本は、工務店側の宣伝用という色彩が強いので、入居者の感想などは鵜呑みにできない面が多いですが、やはり利用価値は大きいです。
出版元の競争も激化して、価格は非常に安くなっています。切り抜き用に使っても全然惜しくない価格ですので、複数購入してもいいでしょう。
それより、私がお勧めするのは、インターネットの活用です。
掲示板などでは、疑わしい情報も沢山ありますが、信頼のおける専門家のサイトは勉強になりますし、実際に住んでいる施主のブログでは、本では知ることのできない本音が聞けますし、非常によく勉強されている方が沢山いらっしゃいますので、参考になると思います。
(2) 見学会
構造見学会こそ重要
これは、ヤマサハウスの皆さんにも申し上げたいんですが、私は完成見学会と同時に開催されていた構造見学会で、初めてヤマサハウスの性能の高さを知りました。
あの見学会へ行っていなければ、ヤマサハウス以外で住宅を新築し、いつまでもヤマサハウスの性能の高さを知らずにいたかもしれません。
ヤマサハウスさんには、もっと積極的に完成見学会を開催していただきたいと思います。
次に「完成見学会で感覚をつかむ。」とありますが、完成見学会へ行ったら、必ず寸法を頭に入れながら、これじゃ狭すぎるとかこれくらいあれば十分だとか、そういった感覚を身に付けることが大切です。
そして、問題意識を持ちながら見学すること
「なんとなくいいなぁ。」と思ったらどこがいいのか?なぜそう思うのか?
逆もありますよね。
「いまいちだなぁ。」と思ったらどこが悪いのか?
そして、気が付いたことをメモにまとめておくことが必要ですよね。
私は、1冊ノートを作って、見学会で感じたことや、インターネットで得た情報などを忘れないように書き留めておきました。
(3) 要望を的確に伝える
「間取りはプロに」と書きました。
間取りを考えるのはとても楽しいし、また、大変難しいですよね。でも、皆さんにも自分でこれが理想の間取りだ!と言えるものを作れるくらいにはなってもらいたいと思います。
ただ、やはりプロにはかないません。特に耐震性を考慮したバランスのいい間取りとなると素人の手には負えません。
また、見積り合せをするとなった場合、こちらから希望の間取りを示すと、ハウスメーカー側も自由なプランを出しづらくなる面があります。
希望の間取りからかけ離れたプランを出すとそれだけで印象を悪くするんじゃないかという心配です。
結局、どのメーカーからも似たり寄ったりのプランしか出てこなかったということになりかねません。
建築士さんは、経験豊富ですし、沢山の引き出しを持っています。
その引き出しの中からあなたの要望に合った提案が引き出せるように、要望を的確に伝えられるよう、しっかり箇条書きにまとめてみます。
そして、これだけはどうしても譲れないとか、できれば採用したい程度とかいったランク付けまでして伝えたいところです。
(4) 家相に対してはスタンスを明確に!
設計の段階で気になるものに家相があります。
私も気になりましたが、実は父親が昔、大工でしたので、家相は考えた方がいいのか聞いてみたところ、
「家相なんだ気にしよったち、よか家は建たん!」と言われて吹っ切れました。
で、我が家は鬼門に浴室、裏鬼門に玄関という間取りになりましたが、今の土地には理想的な配置だと思っています。
はっきり、申し上げられるのは、家相は迷信だということです。
建築学や統計学といった科学的な根拠は全くありません。
そう分かっていても、気になりますよね。
本人は気にしなくても親や親戚で言ってくる人がいるかもしれません。
そうなっても動じることがないように、自分のスタンスを明確にしておきます。
例えば、3つ位に考えを分けられるかと思いますが、
まず、1つ目のパターンは、誰が何と言おうと全く気にしないというスタンス
2つ目に、真剣には考えないけれど、人に悪い家相だと言われるのはイヤだから、鬼門・裏鬼門の玄関だけは外そうかな位のスタンス
そして、可能な限り家相的にも問題のない間取りを目指そうというスタンス
そういう方はしっかり勉強していただきたいと思います。まずは、北という方位にも真北と滋北(磁石の示す方位)がありますが、その辺から勉強しなければなりません。
そいったスタンスさえ明確にしておけば、設計ができてから、すいませんがここを変更してくださいというような事態は避けられると思います。
つづく
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