先日、ダイワハウスXEVO AI建売物件の完成見学会へ行ってきました。
床面積40.67坪の総2階建て、太陽光発電システム付きで2,900万円(税込)
土地代相当分を差し引いて計算してあります。
これまで、我が家を建築して以降、見学会へ寄らせていただく際には、ちゃんとヤマサハウスで建てたんですが、と断ってから見せていただいていますが、今回は、検討中と偽って見せていただきました。
ダイワハウスの皆さん、うそついてごめんなさい。
そのことを隠した理由は、C値の質問をした時、大手ハウスメーカーの営業さんは、どのような説明をして、消費者を納得させるんだろうというのが知りたかったからです。
ヤマサハウスのスパイとして、初の敵地潜入!
いえいえ、そんなつもりはないんですが、やっぱり少しの後ろめたさと今までにない緊張感はありました。
まず、外観ですが、切妻面の三角形の部分が下の外壁より飛び出しています。
そこが軒になっているという珍しいデザインです。
何か理由があるのかと思って聞いてみると、若い人の好みに合うように積み木を載せたようなデザインにしたんだそうです。
軽量鉄骨造にありがちなのっぺりした外観に比べるとアクセントになっていいと思うんですが、「積み木を載せたようなデザイン」というコンセプトは、おじさんの理解の範疇を超えています。
玄関を入ると、ホールの横にトイレ
これは、我が家の設計で、最初に避けたポイントです。
用を足している時、お客さんが玄関に入ってくると出るに出られない。
水も流さず、お客さんが帰るのを待つ羽目になる。
自分の客なら「あぁ、失礼、ちょうどトイレだったもんで」なんて、説明しながら顔を合わせることになる。
ということで、できることなら避けたい間取りではあるんですが、現実にはこういう間取り多いですよね。
他の部屋との兼ね合いで、やむを得なかったんでしょうね。トイレのドアの位置は、極力、お客さんに気付かれないように工夫はされているようでした。
リビングに入ると、爽やかな色合いで、採光も十分
ただ、我が家に比べると天井が低いなぁと感じます。
天井高2400mmと2600mmのタイプがあるらしいですが、ここは2400タイプ
我が家は、2500mmに吹き抜けがあるので、狭いけれど解放感十分
その感覚に馴れているので、2400mmだと大分、低く感じてしまいます。
2600mmになるとその解放感は素晴らしいだけに、注文住宅をお考えの皆さんには2600mmがおすすめです。
コスト的には高くなるでしょうが、ここは、最優先で採用して欲しいポイント
何としてでもコストダウンは避けたいところです。
床は、300×1800ながら無垢の風合い
表面に無垢材の薄板を張った単板合板なんだそうだ。
これは、反りなどの心配も要らないし、手入れも楽で良さそう
これは、サクラですか?と聞くとバーチですとの答え
まぁ、どちらもカバ桜のことだよね。
「素材にこだわりがおありなら、建売ではなくてモデルハウスをご覧ください。」
とのことでしたが、本当に私が買うんだとしたら既にこの価格で私には手の届かない価格になっています。
Q値、C値を訪ねると、Q値が2.1くらい
C値は測定しないが、大変、気密性の高い構造になっているとのこと
C値について聞かれることはありませんか?
と訊ねると、「木造の工務店が得意とされるポイントですよね。」
ということで、話は外張り断熱の優秀さの説明へ
2階にあるエアコンが2.5kwとちょっと大きめだったのが、気に掛かるといえば気に掛かりますが、
(Q値が絵に描いたQ値になっていないか?)
私自身、大和ハウスの外張り断熱への取り組みは評価しているし、XEVOのデザイン性の高さにも好感を持っています。
以前のどうしても積水よりはランクが下というイメージを払拭して、ダイワハウスの人気が高まっているのにも納得がいくところです。
建売住宅は、必ず近い将来、そこに住まれる方がいらっしゃるので、辛口のコメントは避けたいのですが、今回のダイワハウスさんの販売姿勢には疑問を持ってしまいました。
立地条件は、私の憧れだった地域
人気の高い土地柄だけに直ぐに売れるでしょう。
しかし、5区画ある敷地に4棟も建売を建てちゃった。
建売りは、モデルハウスとして1棟あれば十分だと思います。
その他は、注文住宅で自由設計にして欲しかったなぁ。
3区画の土地が、間口の狭い長方形で販売戦略的には、建売の方が売りやすいという事情はあったかもしれませんが、
ビカビさんがよく言っている「こだわりのない方は、大手ハウスメーカーでどうぞ!」
まさに、家にこだわりはない。立地条件優先という人向けの家になってしまっている。
一生に一度のマイホームですよ。ダイワハウスが好みの人だって、自由設計にこだわりたい人は多いと思うんですけど。
それに、こんなにいい土地を建売で独占して、土地を必死の思いで探していた3年前のkokkoなら、「ダイワ、憎し!」と思っただろうな。
そんなことを思いながら見学会会場を後にしました。
これで、kokko初の大手ハウスメーカー潜入レポートは終わりますが、もし次回があるなら、やっぱりヤマサハウスで建てたんですけど見せていただけますか?
とお断りしてから見せていただくことにします。
kokkoだとばれれば拒否されるかもしれませんが、拒否されない方法があるんですよ。
ハウスメーカーの皆さん、よろしくお願いしますね。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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