「24時間換気の給気口はどれ位開けるべきか?畳のカビ対策編」
高気密高断熱の住まい方
前回の記事でタタミの下にカビが生えたことをお伝えしました。
その処置について、
一級建築士のビカビさん からアドバイスをいただきました。
消毒用アルコールでカビの胞子は死ぬんだそうです。
雑巾で拭くのは、胞子をまき散らすことになって良くないということも教えていただきました。
ビカビさん、ありがとうございました。さっそく、処置してみます。
さて、今回生えたカビの処置はそれでいいとして、気になるのは、カビが生えた原因と再発防止策です。
まず、原因ですが、もちろん、雨戸を閉めっぱなしにして寝室として使っていたことが問題なんですが、それでも高気密高断熱の性能でカバーできないものなのでしょうか?
ヤマサのアフター担当さんに聞いてみると換気不足でしょうとのこと。
我が家の24時間換気は、ダッチマンの第3種換気
各室の壁に給気口が取り付けられており、箱の下についているスライドで閉から全開まで開き具合を設定できますが、この開き具合が足りないのではないかとの指摘
換気の計算は、給気口全開で計算してあるので、基本、全開にして使用してくださいとのこと。
そう言えば、冬場、給気口から入ってくる外気が冷たいので、閉に近いところまで絞っていました。
取扱い説明書をみると、通常、スライドを目盛中央の位置(=半開の状態)で使用してくださいとなっています。
すべての給気口の目盛を中央か全開に近いところに設定し直しました。
写真は「半開」状態の中の様子です。
ところで、24時間換気本体の風量も冬場に弱に設定したままなんですよね。
微弱・弱・中・強の4段階に設定できるんですが、こちらは説明書によれば、各家屋ごとに計算してくださいと書いてある。
現場監督の原口さんに聞いてみると、設計図面に計算書が入っているとのこと。
図面を見てみると、圧力損失計算書の中にレギュレーター目盛位置「中」と書いてあります。
知らなかったなぁ!確かに引き渡しの時は中に設定してありましたが、それがちゃんと計算に基づいたものだったとは、
目盛を中に設定すると弱よりかなり強力な感じ
ファンの回転音が違う。
これでやっと計算通り(1時間で0.5回)の換気が確保できるということなんですね。
これでエアコンの電気代は少々、上がるでしょうが、きれいな空気環境が第一ですからね。
それでも、冬場はさすがに少し絞るかもしれませんが、
また、冬になったら実験ですね。
今日の記事、参考になりましたか? 参考になったという方は、ぜひクリック(投票)をお願いします。
ランキングが上がると更新の励みになります。今日は何位でしょうか?
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
にほんブログ村
ブログTOPページ INDEXへ →
ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

1