前回の記事で7つの過乾燥対策を紹介しましたが、とっておきの過乾燥対策を一つ、紹介するのをころっと忘れていました。
それは、高気密高断熱住宅が過乾燥になる理由の記事で説明した空気線図に関係することなんですが、
なんだかお分かりになりますか?
正解は、「室温を低くする。」
なんです。
それでは、以下の説明を前回の記事に追記させていただきます。
8 室温を低くする。
高気密高断熱住宅が過乾燥になる理由の記事でも説明したとおり、絶対湿度が同じでも、空気の温度が下がると相対湿度は上がります。
例えば、23℃で相対湿度30%の空気を20℃まで下げると相対湿度は35%まで上昇します。
同じく18℃まで下げると、相対湿度は40%まで上昇します。
絶対湿度が同じなのに、相対湿度が上がるだけで乾燥感は緩和するんだろうか?という疑問はあるんですが、色々調べてみても、相対湿度を上げて、乾燥を防ぐという記述しか見つけられません。
感覚的にも乾燥を感じるのは、暖房している部屋であって、室温の低い部屋で乾燥しているなぁと感じることはあまりないので、室温を下げることで乾燥感を緩和させる効果があるもの思います。
ということで、これが8つめの過乾燥対策です。
流石に室温18℃では寒いと思いますが、20℃なら1枚重ね着をすれば、大丈夫ではないでしょうか?
これぞ究極のエコ
お財布にも地球にも優しい乾燥対策です。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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