*着工前の記事は、回想録となっています。
価格については、4社の見積もりが出揃いました。
ただ、単純に価格だけの比較で業者を決定することはできません。
やはり、その性能というのが、一番気になるところです。
最終選考まで残ったヤマサハウスと三井ホームについて、その比較で悩みました。
C値(隙間相当面積)については、過去の記事で何回かふれました。
→
ハウスメーカー別C値比較
両者とも設計上の基準が2.0cm²/m²以下で、実測値としてヤマサハウスが1.0cm²/m²前後、三井ホームが0.9cm²/m²〜 ということでした。
ただし、
ヤマサハウスは全棟、施工時と竣工時にC値測定を行います が、三井ホームは、それを行いませんので、実際に我が家がどんな数値を出しているかは、知ることができません。数値的には同様ですが、その点で、ヤマサハウスの方が安心できます。
さて、次に
Q値(熱損失係数)です。
実は、5月26日のヤマサハウスの見積もり説明の際、営業の植木さんが、プラン上のQ値を計算した資料を持って来てくれていました。
私もC値よりQ値の方が重要なんじゃないかと思いつつ、プランによって結果の差が大きいQ値は、各メーカーの基準値とかを調べても、あまり意味がないのかなと思っていまいた。
実際、ほとんど窓のない設計にすれば、Q値は素晴らしい値を出すわけですから。それに、この時点でQ値の計算書が出てくるとは思ってもいませんでしたので、各ハウスメーカーの公表数値も、うろ覚えでした。
それで、植木さんから「Q値2.21W/m²・Kです。どうでしょうか?」と聞かれても、「かなりいい数字だと思います。」としか答えられませんでした。
当然、次世代省エネ基準はクリアし、
性能表示制度の省エネ対策等級が最高の4に該当する数値です。
「なぁんだ。高気密高断熱といっても大した数値出してないじゃないか。」と思われる方も多いと思いますが、ここは、南国鹿児島ですから...これで十分です。
(ちなみに、鹿児島で重視すべき
μ値(ミュー値=夏期日射取得係数)は、ヤマサハウスが、0.04でした。)
こうなると、
三井ホームのQ値も気になるところです。
ネットで三井ホームのQ値を見ると1.98を出しているところがあります。そのことを電話で植木さんに伝えると、その数字は三井ホームのホームページには、出ていない。どこで見たんですか?と返されました。
それは地域も無視して、個人のホームページを見ただけですから、鵜呑みにした私が悪うございました。それならと、三井ホームにもQ値の計算ができないか相談してみました。
その結果、竹之下さんが口頭で教えてくださった数値は、2.3
ロフトをやめると更に0.07数値が良くなるということでした。
この時点で、三井ホームのプランは、面積がヤマサハウスより2.25坪小さく、開口部は大きいですから、数字的には、ほぼ同じか若干、三井が上というところでしょうか?
ただし、三井ホームは口頭の説明だけですし、この計算書、住宅性能表示制度を利用して、初めて出てくるのが普通ですから、この時点で、この資料を示してくれたヤマサハウスの熱意は十分に伝わりました。
総合的な2社の比較で、金額では、ヤマサハウスの方が、かなり安くなっています。
仕上げや住宅の仕様の面でも、ヤマサハウスの方がかなり、いいのはわかっています。
でもここで、決断しきれないのは、
三井ホームというブランドが輝いているからです。私にとって三井ホームというブランドは、高い住宅というよりは、あのひんやり感を体験してから、
三井ホーム=高性能という意識が強まっています。
さて、悩みすぎて今夜も眠れませんが、2〜3日中には、結論を出さなければなりません。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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