今回、シャープの太陽光発電システムを設置することになり、打ち合わせする中で、シャープの太陽光発電は高気密住宅に不向きなんじゃないかと思いました。
前回の記事でもお話ししましたが、以前、ヤマサハウスの工務の原口さんから、新築後、太陽光システムを設置する場合でも気密シートに穴を開ける必要はないと聞いていました。
しかし、今回、シャープの太陽光発電システムを搭載するに当たり、最低でも1カ所は気密シートに穴を開けなければならないという事実が発覚しました。
我が家の気密は図の赤線の部分が気密シート
1階・2階の壁すべてが気密シートで覆われています。
水色のところが桁上で、ボード系の断熱材(その上にグラスウール系の断熱材を載せています。)
基礎は基礎断熱です。
ヤマサハウスの新築で太陽光を設置する場合の多くは、京セラの太陽光システムを載せています。
その場合、配線を×印のあたりから小屋裏へ引き込んで、間仕切りなどを通してパワコンまで繋げば気密シートに穴を開ける必要はありません。
しかし、シャープだけは、皆さんもご存じのとおり、パワコンが屋外です。
屋根のケラバのすぐ下あたりにパワコンを設置でもすれば気密シートに穴を開けなくて済むかもしれませんが、それ以外は、最低でも1カ所は気密シートに穴を開けなければなりません。
気密住宅と言っても、ボード系の断熱材又は発砲ウレタンフォームで気密をとっている場合は、それほど気にならないでしょうが、気密シートで気密をとっている我が家で、気密シートに穴を開けるというのは、高気密にこだわった私にとっては身を切られる思いです。
設計段階で京セラのモジュールを載せる前提で屋根のサイズまで検討しておけば、こんな心配も要らなかったんでしょうが、今となっては施工に当たって完璧な施工で気密性を確保していただくしかありません。
気密シートの穴の開いた部分は、気密テープまたは発砲ウレタンフォームでしっかり補修してくださるということでしたから、それを信じましょう。
これが、私がシャープの太陽光発電は高気密住宅に不向きなんじゃないか思った理由です。
気密に強いこだわりがあればこその発想ですから、そうでもない方は気になさらないで下さい。
それでも、施工後、しっかり穴は塞がれているか、その確認だけは重要だと思います。
そうでないとせっかくの高性能住宅なのに、太陽光を載せたばっかりに性能が落ちてしまったということになりかねませんので、
太陽光発電システム設置工事の状況は新ブログで紹介しています。
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ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

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