萌えと枢軸

2006/6/23 | 投稿者: mayfirst

 もう、なんつーかやりすぎ。


 読んだ本レビュー
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 『MC☆あくしず vol.1』
 イカロス出版

 MCはミリタリー・クラシックスの略。という訳で、同出版社の『MILITARY CLASSICS』の姉妹誌です。ハイパー美少女系ミリタリーマガジンというコピーがすべてを語っているように、基本的には萌え+ミリタリーを思い切り前面に押し出したコンセプトになっております。
 メインとなるのは、『萌えよ!戦車学校』第3部の連載と萌え擬人化ですかね。今回は特集でティーガーTが萌え擬人化されておりました。
 あと、クルーが少女だらけの旧日本海軍巡洋艦が活躍?(…)したり、巫女さんがB-29を邀撃(……)したり、太平洋戦争で投入された旧日本海軍の戦艦12隻をすべて妹キャラに擬人化(………)したり、雪風が巫女で綾波が巨乳メイドで九三式酸素魚雷がツルペタスク水であったり(…………)と、もう何と言うかミリタリー誌の治外法権状態。
 面白かったのは『ティーガーズ・アー・バーニング』と『放課後ワールドウォー』。前者はある日本人義勇戦車兵の女性の戦いを通して、ティーガーTの戦車戦法とは如何なるものかということを解説したもので、後者は、兵器ではなく国家を擬人化して第二次大戦の歴史の流れを再現したものです。あと、メディアファクトリー刊の『蒼穹の女神』のサイドストーリーが掲載されていたり、富士見書房刊『アンリミテッド・ウィングス』の研三改“ファイアバードU”がメカ娘でおなじみの島田フミカネ氏によって擬人化されていたり(中の人はリズ、むろんネコミミ装備)と、他の出版社とのコラボ(といっていいのか分かりませんが)企画があったのは意表をつかれました。
 さらに可笑しかったのは巻末の読者アンケート。『あなたは妹派ですか、姉派ですか?』と、『幼なじみにしたい兵器を3人まで挙げてください』って……そんな設問をミリタリー誌でするなんて漢だよ編集部!
 それにしても、幼なじみにしたい兵器(たぶん擬人化した上で、っていうことだろうけど)って難しい質問だなぁ……挙げるとしたら決して絶世の美少女じゃないけれど、一緒にいると安心する(ずんぐりむっくりの機体だけど頑丈な構造で搭乗員の生存率が高い)F6Fヘルキャットとか、一見近寄りがたい雰囲気を持っているけど、二人きりになると意外に素直(双発の重戦闘機だけど実際乗ってみると操縦性は素直の一言)のP-61ブラックウィドウとか、クラスではあまり目立たないけどとてもがんばり屋さんで、ご飯をつくってくれたりするなどいろいろ世話を焼いてくれる(地味ながらも重要な輸送船団護衛任務に就いたり、ガダルカナルへ食料その他の物資を夜間強行輸送する任務についたりとまさに馬車馬のように働いた)旧日本海軍の駆逐艦とか、かなぁ。


 創刊誌ということだからでしょうか、内容がやや五月雨式で方向性が掴みにくかったことと、あとミリタリー初心者向けということでミリタリー情報誌としてはぬるめの内容なのがちと引っかかったところでしょうか。多分号が進めば内容が淘汰されて方向性も固まっていくとは思いますが……。



2006/6/24  13:46

投稿者:高向

コレですか!?

探しにいかねば!!

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