2012/12/18
秋遍路 土佐塾 その3

本題本題。 禅師峰寺 航海安全祈願のお寺です。 大政奉還の立役者、土佐のお殿様が土佐湾の沖で、時化に遭われて、この禅師峰寺に手を合わせられたそうです。 一命をとりもどされ、殿様一門の門徒寺になっているそうです。 もし遭難されたら今の日本、維新改革変わっていたでしょう。?????。

やっと軽自動車が通る遍路道、 思い出した、この道、かあちゃんと4年前車で遍路してたとき、5月でしたか、 ご婦人の歩きお遍路さんが、道べたに、うずくまっておられました。 顔色はもう、真っ青でした。 止まって、容体をお聞きしましたが、返事が????。 その点、やはり地元の人でした、すぐご婦人に話しかけられ、5分も行けば病院が、それとも、宿はどこ??。送るからと、てきぱきと乗せていかれました。
不思議に、足腰、なんともありません。 が、が、画像のごとく、土佐湾の沖の上空が、菅傘に、パラパラ雨脚が、急に薄暗くなり、国道に出る。 歩道はあるものの、保冷車、ダンプ、容赦なく、雨脚の水滴をまき散らし、右側の体だけ湿気が伝わってくる。 桂浜国民宿舎が見えて来た。が、 車はファザードランプまたはヘッドライトが点いている。
車がいなくなれば、暗くなり、彼方に国民宿舎の明かりが見える。 おへんろマークが見えない暗さになった。 LEDの電灯を出す。 本降りになった。 もう雨合羽は遅し。 着替える場所もない。 案の定、道を間違えた。 30分はルート探し。 竜馬先生に会うのは無理な状態。 今夜宿泊する土佐屋に電話を入れる。 渡しのフェリー乗り場を教えてもらう。



我慢したので、いつまででも出るのです。止まりません。 出航前の笛が、 あと一人と
大声で作業員さんが、叫ぶ。 でも止まりません。 冷えてきたので余計出ます。
スカ〜〜〜〜っとしてフェリーに乗船。 対岸に着いたころは、周りは、もう、夜でした。
初日から、懐中電灯とは。 17:00前、国道で大型トラックに雨しぶきを巻き上げられ
メガネは、水玉で先が見えず。 底冷えが、そんなとき。携帯のベルが。(どぎゃんな〜四国は、熊本は雨バイ、寒かばい、今どのへんな〜〜、) マリーナのお客さんからです。
すでに、上半身は雨で染み渡り、懐中電灯照らし、そして、大型保冷車の雨しぶきを浴び。
悲惨でした。26km歩き、あと1時間かかる距離、 (ま〜だホテルに着いとらんと、まだ歩きよっと、 事故おこさんごつ、 あんまり長電話すると、帰るごつなるけん切る)
いや〜〜〜〜〜貰った、パワ〜頂いたね。 18:00過ぎ、宿場に着く。
冷え切った体に、あっち〜〜たぎった風呂。 ここ高知屋さん洗濯をしてくださって恐縮でした。 カツオのたたきが、また、一杯が重なり、爆睡になりました。
つずきます
