2010/5/25
お魚紹介41♪ 長井に生息する魚達
こんにちは。今日も南風が強かったです。日が出るまで若干寒かったですが日が出てからすごしやすい陽気でした。
沖には行きませんでしたが一日網修理をしていました。
さて、今回のお魚紹介は冬に美味しくなる魚の一つメジナです。「おぃおぃ、メジナはお魚紹介の31でやったやろ!」と思ったかたはたぶん居ないと思いますが、今回はメジナの中のメジナ「クロメジナ」です。なぜ冬に紹介しなかったかといいますと僕のヤル気の都合です。
クロメジナというお魚は今、磯釣りで最もターゲットになっているさかなです。この魚を求めて全国の磯を巡る釣り師も少なくないと思います。釣り師の人たちは通称「尾長」と呼ぶことが多いです。クロメジナはメジナとは別格なのです。なぜなら同じ大きさならクロメジナのほうがパワフルで、数が少ないので釣り人の憧れです。
クロメジナで反応する人は学者かダイバー又は魚オタクで、尾長で反応する人は磯釣り師です。ちなみに長井の漁師さんはメジナと区別はしません。
長井ではそれほど大きいクロメジナは獲れませんが、伊豆七島や男女群島などの離島ではかなり大きくなり、釣りの日本記録は長崎県船釣りからの83.3cmという大きさが釣られています。ちなみにメジナは60cm程らしいです。
こんだけ語っといてメジナとクロメジナ違いは何じゃろなと思った方の為にチョロッと解説させてもらいます。
まず説明する前に見分けられなかった人に言い訳をさせてもらいます。固体によってはクロメジナに見た目が限りなく近いメジナが居たりメジナに限りなく近いクロメジナが居たりするのでそういう時はトコトン調べるか諦めてください。
まずクロメジナですが尾長と呼ばれているように尾の切れ込みが深いです。それに比べメジナは比較的浅いです。

コイツはクロメジナです。
お次はメジナです。

コイツがメジナ!
これだけ見ても違いなんて知るか!ってなるんでもう少し解説させてください。
クロメジナの特徴の一つ、クロメジナの名前の由来でもある部分があります。それは・・・エラ蓋です!エラ蓋って何?と思った方簡単に言いますと、名前のまんまです。
こちらがクロメジナ

そしてこちらがメジナ

違いがわかりますかね?クロメジナのエラ蓋のふちが黒いでしょ?
お魚屋さんで見分けられるのはここまでです。残りの見分け方は店員さんに怪しまれますのでなるべく避けてください。
これでトドメです!
最終的には歯の配列を見ます!
「そんなとこ見ねーよ!」と思った方、気が向いたら見てやってください。
写真見づらくてすみません。
まず、クロメジナです。

歯の配列がほぼ一列なんです。
そしてメジナです。

この画像見にくくってホント申し訳ないです。メジナのほうは2〜3列なんです。
機会があればぜひともご自分の目でご確認ください。
以上がメジナとクロメジナの違いでした。チョロットのつもりでしたがガッツリと解説させていただきました。ありがとうございます。
ちなみにですが味の方は刺身にして食べ比べた結果、味自体はほとんど変わりありませんでした。共に美味しいかったです。
食感がクロメジナのほうがやわらかくメジナのほうがシッカリとしていました。家族会議の結果メジナの方がクロメジナに比べより刺身らしさが感じられたので軍配はメジナにあがりました。しかし、今回食べた魚体は25cm程の魚体だったため大きくなったクロメジナを食べたらもしかしたら、ものいいが入るかもしれません。一つ言える事はどちらにしてもシッカリ血抜きをすることが大切です。
メジナを買う際は良く見分けて食べ比べをしてみたら面白いと思います。
メジナは黒いですが身は白く美しい身をしています。魚も見かけで判断してはいけませんよ。

ついでなんで僕のクロメジナの思い出を一つ・・・
僕が尾長という魚を知ったのは小学生の時でした。しかも、テレビです。
今もやっているテレビ東京の「釣りロマンを求めて」という番組です。
当時三宅島の天狗家という釣り宿の高橋哲也という釣り師が出ていまして、その人が当時のクロメジナの日本記録を磯から釣り上げたとやっていました。
子供心にも磯から釣り上げたのがすごく衝撃でした。
当時高橋哲也は水深20m下のメジナが餌を食べているのが見えるとナレーションで言っていたよな記憶がありそれが衝撃でした。
そこから僕は高橋哲也という人が憧れになりました。当時高橋さんが使っていた浮きが自分の家で父親が作っていたか自分で作っていたか記憶にありませんが「天狗浮き」という浮きを使っていたのを覚えています。その浮きも憧れの一つだったのですごく欲しかったです。
僕はその当時父親に伊豆に連れて行ってもらいメジナを釣って数匹釣ったメジナの中に20cm程のクロメジナが一匹混じっていたのをすごく喜んだ記憶があります。
以上勝手な思い出話でした。お付き合いしていただきありがとうございます。
また勝手に思い出話を載せてしまうかもしれませんがその時はお許しを・・・
By◎SHOSHI◎
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沖には行きませんでしたが一日網修理をしていました。
さて、今回のお魚紹介は冬に美味しくなる魚の一つメジナです。「おぃおぃ、メジナはお魚紹介の31でやったやろ!」と思ったかたはたぶん居ないと思いますが、今回はメジナの中のメジナ「クロメジナ」です。なぜ冬に紹介しなかったかといいますと僕のヤル気の都合です。
クロメジナというお魚は今、磯釣りで最もターゲットになっているさかなです。この魚を求めて全国の磯を巡る釣り師も少なくないと思います。釣り師の人たちは通称「尾長」と呼ぶことが多いです。クロメジナはメジナとは別格なのです。なぜなら同じ大きさならクロメジナのほうがパワフルで、数が少ないので釣り人の憧れです。
クロメジナで反応する人は学者かダイバー又は魚オタクで、尾長で反応する人は磯釣り師です。ちなみに長井の漁師さんはメジナと区別はしません。
長井ではそれほど大きいクロメジナは獲れませんが、伊豆七島や男女群島などの離島ではかなり大きくなり、釣りの日本記録は長崎県船釣りからの83.3cmという大きさが釣られています。ちなみにメジナは60cm程らしいです。
こんだけ語っといてメジナとクロメジナ違いは何じゃろなと思った方の為にチョロッと解説させてもらいます。
まず説明する前に見分けられなかった人に言い訳をさせてもらいます。固体によってはクロメジナに見た目が限りなく近いメジナが居たりメジナに限りなく近いクロメジナが居たりするのでそういう時はトコトン調べるか諦めてください。
まずクロメジナですが尾長と呼ばれているように尾の切れ込みが深いです。それに比べメジナは比較的浅いです。

コイツはクロメジナです。
お次はメジナです。

コイツがメジナ!
これだけ見ても違いなんて知るか!ってなるんでもう少し解説させてください。
クロメジナの特徴の一つ、クロメジナの名前の由来でもある部分があります。それは・・・エラ蓋です!エラ蓋って何?と思った方簡単に言いますと、名前のまんまです。
こちらがクロメジナ

そしてこちらがメジナ

違いがわかりますかね?クロメジナのエラ蓋のふちが黒いでしょ?
お魚屋さんで見分けられるのはここまでです。残りの見分け方は店員さんに怪しまれますのでなるべく避けてください。
これでトドメです!
最終的には歯の配列を見ます!
「そんなとこ見ねーよ!」と思った方、気が向いたら見てやってください。
写真見づらくてすみません。
まず、クロメジナです。

歯の配列がほぼ一列なんです。
そしてメジナです。

この画像見にくくってホント申し訳ないです。メジナのほうは2〜3列なんです。
機会があればぜひともご自分の目でご確認ください。
以上がメジナとクロメジナの違いでした。チョロットのつもりでしたがガッツリと解説させていただきました。ありがとうございます。
ちなみにですが味の方は刺身にして食べ比べた結果、味自体はほとんど変わりありませんでした。共に美味しいかったです。
食感がクロメジナのほうがやわらかくメジナのほうがシッカリとしていました。家族会議の結果メジナの方がクロメジナに比べより刺身らしさが感じられたので軍配はメジナにあがりました。しかし、今回食べた魚体は25cm程の魚体だったため大きくなったクロメジナを食べたらもしかしたら、ものいいが入るかもしれません。一つ言える事はどちらにしてもシッカリ血抜きをすることが大切です。
メジナを買う際は良く見分けて食べ比べをしてみたら面白いと思います。
メジナは黒いですが身は白く美しい身をしています。魚も見かけで判断してはいけませんよ。

ついでなんで僕のクロメジナの思い出を一つ・・・
僕が尾長という魚を知ったのは小学生の時でした。しかも、テレビです。
今もやっているテレビ東京の「釣りロマンを求めて」という番組です。
当時三宅島の天狗家という釣り宿の高橋哲也という釣り師が出ていまして、その人が当時のクロメジナの日本記録を磯から釣り上げたとやっていました。
子供心にも磯から釣り上げたのがすごく衝撃でした。
当時高橋哲也は水深20m下のメジナが餌を食べているのが見えるとナレーションで言っていたよな記憶がありそれが衝撃でした。
そこから僕は高橋哲也という人が憧れになりました。当時高橋さんが使っていた浮きが自分の家で父親が作っていたか自分で作っていたか記憶にありませんが「天狗浮き」という浮きを使っていたのを覚えています。その浮きも憧れの一つだったのですごく欲しかったです。
僕はその当時父親に伊豆に連れて行ってもらいメジナを釣って数匹釣ったメジナの中に20cm程のクロメジナが一匹混じっていたのをすごく喜んだ記憶があります。
以上勝手な思い出話でした。お付き合いしていただきありがとうございます。
また勝手に思い出話を載せてしまうかもしれませんがその時はお許しを・・・
By◎SHOSHI◎

2010/6/1 21:54
投稿者:◎SHOSHI◎
2010/5/31 8:21
投稿者:santa
天候がやっと回復しましたね
更新楽しみにしてますよ

更新楽しみにしてますよ

楽しみにしてくれているとは嬉しい限りです!
今後も頑張りたいと思います。