朝起きたら足摺手前でした。昨夜はかなり揺れていて、夜中に何度か体が浮き上がって起きたぐらいです。相変わらず波は高かったのですが、風向きが変わりつつあったので土佐湾に入れば嘘のようにべた凪になりました。ブリッジに上がってずっと鯨類を探していたのですが、朝早くに足摺沖で少しイルカの群れを見たぐらいであとは何も見えず。久しぶりに鯨を見たかったのですが残念。
そして船は浦戸湾に入っていったのですが、ここで歓迎されたのか目の前に虹が出ていたのです。それも少し珍しい『水平環』(水平の虹)というものらしいです。
そして船は岸壁に着岸、10日間の航海が終わりました。下船する時には、たった10日間なのにとても寂しい気分になりました。これが2ヶ月の航海ともなるともっと寂しいんでしょうね。
今回の実習はとても内容の濃い、そしてとても楽しいものになりました。こんな実習なら何回でも行きたいですね。ゆいいつ、ブルーになったところといえば、家に帰ったときのすごく冷めたラナの反応(←もう、ちぎれるぐらい尻尾を振ってくれると思っていた。)ぐらいですね(笑)
ああ、またすぐ沖縄に向けて出航してほしいです。

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