大きい鈎を使うことによって小さな魚を釣らないようにする。
これはこれで正しい選択と思う。
昔は自身もキススペ8号を使っておりました。
今はキススペ5号若しくは6号を標準の使用です。
何故の?と問われれば。
渥美でキスでは大物である25cmまでは確実に獲れる。
では、単なる数志向化か?と問われれば、「否」です。
とある事から、気がついた。
冬季のアイナメ釣り。
16号を標準に使っていたが、小振りの(25cmに満たない)アイナメや小さなカサゴも釣れてしまうんですよね。
目の前にエサがあれば、魚の大小を問わず食らい付いてくる と、思います。
ある夜、好調でそこそこ釣果が出ていたんですが、16号仕掛けが底を尽き、9号しか残っていなかった。
これじゃ、ポンはダメだな・・・?と、思いきや。
ちゃんと、釣れました。
さらにカサゴももちろんのこと釣れました。
海水を張ったクーラーボックスをエッチラオッチラと抱えて帰宅し、あらためて好釣果を見てニンマリとしたところ、驚いた事実がありました。
小鈎で釣った魚たちは、ほぼ全部がピチピチと生きていたんですよ。
小鈎で釣った魚は喉の奥に掛かっても、無理せず外れました。
そう、魚体へのダメージが大鈎より少ないことに気がつきました。
キス釣りにおいて、小キスが鈎に掛かる確率は若干なりとも上がるとは思いますが、大鈎で釣ったキスをリリースした後の生存率を考えると、どんなもんかと考える次第です。

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