日曜日の今朝は帰省中の長女とともにゆっくりまったり。
午後は田原市街の友人宅へ向かうかみさんを送り出し、蒲郡へ戻る長女を送り出し、自分はバレー部後輩宅の葬儀へ参列。
用件を全て完了した後に、Z45Cの試運転よろしく、表浜は小塩津海岸へ3時半に入釣。
いつもは気になる向かい風がピーカン天気回復には心地良く感じる。
海は波気も少なく、ニゴリもかなり薄まって、キス釣りにはグッドコンディションに回復していた。

西方面

東方面
時間もないことから、改造天秤+D社フロート30号で、早速第一投目5色へ入れる。
4色を切ったところで明確なブルブル。
おっ!居るじゃん。やっと戻ってきてくれたよ。
レギュラーサイズ2点。
サイズアップと多点掛けの期待を込め同じ場所に投げ入れ、探ってくるが今度は3色を切った辺りでプルっ。
小さいぞ・・・せめて追い食いを・・・ あら、ピンの単。
エサは4/5が無くなってる。
乗りが悪いね。
オモリを固定に変更すると、今度はアタリすらなし。
木錘固定やら3種類を取っ替え引っ替えで試すが、ポイントがどんどん近くに寄ってきて、最終的には半色を切っていた。
時折、遠投も試みるが、ノー感じ。
6色から、じっくり引っ張ってきて1色以内でようやくプル。
午後6時にあがり。
結局、クーラー内のキスは何とかツ抜け程度。
ゼンメがほぼ同数でした。
午前中からなれば・・・・?の、思いはあるが、やっとやっとの堀切界隈へキスが戻ってきてくれたことに満足。
しかし、群れはまだ小さいな。
「小さなキャスター」
浜に下りた時、写真上の家族連れが延竿していた。
小学生4年生くらいの男の子だろうか。
キスを釣り上げたらしく、もう有頂天。
写真を撮ってもらっている。自慢げな声がこちらまで聞えてくる。
よほど嬉しかったのだろう、私の処までやってきて
「おじさん、キス釣りですか? 釣れますか? お父さんとお母さんが2匹ずつ、妹が2匹、ボクは3匹釣りましたよ」
「うん、それは良かった。近くだった?」
「15mくらいのとこ」
「今日はそこら辺が良いみたいだから、もう少し粘ってみりんね」
あらら、竿を抱えて、遙か東へ行ってしまった・・・・
こんな小さな子でも釣り師としての心情は一緒なんだよな。
納竿の支度をし始めたお父さんが遠くに行った子を呼び戻しに行き、軽く会釈をしてくれました。
なんか、良いんだね。
微笑ましくて、暖かで、ついぞサングラス越しだけど微笑み返し。
呼び止めて、クーラーの中の釣果を全部あげようかと一瞬迷ったが、ここは思いとどめた。
野暮だよね。
ぼく、ずっと投げ釣り続けてよね。

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