夕方、伊良湖への商用帰りに日出集荷場前に立ち寄った。
案の定、親戚筋の車が何台か止っていた。
浜を見やると、早速親戚の一人が手を挙げて応えてくれた。
キスかな?・・・・ 浜に下りていくと、手前で「おい、やっとかめだのう」
は長女の同級生のお父さん。
当時、子ども会の会長・副会長の間柄。
あらら、こっちまで出張っているのね?(ホームグランドは内海)
仕掛けを見ると、投げ竿ルアー(ウキ錘仕様)をやっている。
「シンちゃん、やっとかめだね、マダカ狙い? 下りてくる時にもう少し右手で『らしき』のが競ってたよ。もうちょっと右で投げたら?」
親戚衆のところに行くと、投げサビキ仕様。
足下にはカタクチイワシが沢山打上げられている。
どうやら小アジが回っているが、さほど釣れている様子はなかった。
「キスはどうだった?」
「おぉ、早朝は、え〜型の入れ喰いだったぞん。20cm以上のサイズを30ほど持っとった。」
「小塩津の(人)が、その後小塩津でやったけどダメで、堀切信号機前もダメ。結局、此処いら辺りの場に群れが居るみたい」
ピンなし、サイズ、数から判断するに、これは完全な落ちのキスパターン。
ようやく本格的に始まったね。
そんな情報を得て車に戻ろうとすると、さっきの場所より右手に入った、シンちゃんが1色を切った辺りで何かを喰わした。
おっとっと、アブネェ、波打ち際でフックが外れた。
二人の足で砂浜に蹴り上げたのは・・・ うんっ?!ちょっと体高がデカイ。
こりゃヒラスズキじゃん。
そう言えば、3日ほど前に福江への仕事先で強烈な金木犀の香りがしていたが、今日は同場所であっても、既にその香りは感じなかった。
体感的にも落ちの季節が始まったね。
日曜日に開催のキス研愛知さんの大会は天候に恵まれさえすれば、好釣果間違いなし!と予感がします。
ご盛会をお祈りします。

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