いま、昨夜亡くなった方の携帯から着信があった。
訃報は既に届いていたので、びっくりしたが、ご子息からの電話であった。
「たいへんお世話になった方へ直接連絡を入れたかったので・・・」と。
同業種を営んでいて、業界のまとめ役をされており、一回り年長ではあったが、何かと気が合い、話し、行動を共にする仲だった。
2年ほど前、業界組合の理事(私)・監事(故人)していたのだが、病にて店をたたむ決心を、この携帯から伝え聞いた。
言葉から無念さが伝わり、互いに電話口で泪した。
その後、一時は回復状況になり、見舞いのお返しを本人自ら届けてくれた。
今年も年賀状も届き、一安心していたが、今日の朝に業界関連筋から訃報が入った。
息子さんから先日までの状況を聞かせていただいたが、この病気で懇意にしていた友人を既に3名失っている自分としては、やはり・・・そうか・・・の感は否めない。
いまはただ、「お疲れさまでした」の言葉しかない。

0