
今日は、最近の
ののちゃんのごはんを紹介します。

魚の選び方の基本は、
[1] 季節物を買う。
その時期たくさん捕れる魚が、当然相場が安いからです。
[2] 近海物を買う。
外国の海の魚は、原則的にその国の人たちのタンパク源だからです。
[3] 鮮魚を買う。
冷凍魚は、冷凍機を回して運ばなくてはならず、近海ものよりケタ違いの石油を喰うからです。
ほかにもいろいろ理由はあるけれど、外国の魚ばかり日本が買いあさる一方で、沿岸漁業がすたれているのはほっとけません。
それより、こんなにおいしい

お魚があるのに、日本人が食べないテは、ないよね

猫もいっしょに

ごはんしよっ

30cmの丸々太ったカマス。刺身用が6本で500円
(キャッ安い!)


これはイナダ。ぶりの子ども
と言っても、45cmで、1.4kgあって600円
(キャッ安い!)
その日仕入れたものを、持って帰ってすぐエラとワタを取っておくと、驚いたことに5日目も刺身で

でした。
でも、食中毒の季節だから、鮮度の見極め難しかったら刺身は2日以内にして、後はゆでたり焼いてから保存しようね


「なんじゃこりゃ〜」
バケもの〜


これ、「
トクビレ」という魚。
北海道の珍味なのです。
外は、エビの甲良みたいな皮膚で、トゲトゲで持ちにく〜い。
横浜でお目にかかったのも、初めてです。
トクビレ (メス)

トクビレ(オス) 通称「八角」
身体の断面が八角形なのです。
オスには、海の中できれいに見えるヒレがあります。

実は、この刺身が絶品。
「コクがあって脂が乗ったヒラメ」といった感じ。

もう、一生手に入らないだろうから、ののちゃんには1尾をお刺身に


もう、バーゲン会場のおばちゃんみたいに、手を押しのけて食べ始めました。おいしかったんだね


次は、人間の食べる番。
北海道での定番料理
「軍艦焼き」 形から付いた料理名!
通常の魚は、おなかを開きますが、トクビレは背中に切れ目を入れ、内臓とエラを手でつまみ取ってこんな風にします。
ここに、キモ(=肝臓)と味噌、砂糖、ミリンをペースト状にしたものを塗って、天火で焼きます。最後はネギを散らしてね


身体の割に、食べるところは少ないけれど、味が濃くて凝縮しているぅ〜って感じ

値段は、小ぶりだから10本500円でした。

北海道に行ったら、食べてみてね


「もっとちょうだい

って要求してマス。
「おデブになるからダ〜メッ」

でも、ジッと見つめるものだから、「じゃあサバのお刺身をちょっとだけねっ」

今日もののちゃんに負けちゃいました。

6月11日 朝

→ イナダ刺身 。夕

→ イナダ刺身
6月12日 朝

→ イナダ刺身 。夕

→ イナダ刺身
6月13日 朝

→ イナダ刺身 。夕

→ イナダ刺身
6月14日 朝

→ イナダ刺身 。夕

→ イナダ刺身