
エ〜ッ、サメェ〜 食べられるのぉ〜

今回は、「サメの角煮」です。「
サバ味噌」に続き、べんりな常備菜を紹介します。
一見グロテスクですが、値段が安く、いろいろな料理に使えるのがサメです。
最大の特徴は、煮ても固くならないこと。
カツオやマグロの角煮と違い、中心はふわふわです。

-----------------サメの切身
サメの皮は、生ワサビをおろすときのおろし金に貼ってあり、紙ヤスリみたいにザラザラです。
スーパーなど店頭に並ぶもっと前の消費地市場で、すでに「皮なし」の状態で流通します。
「ボウザメ」とか「モーカザメ」と表示してあることもありますが、シロザメでもアオザメでも、サメなら角煮ができます。


2cm角くらいの食べやすい大きさに切ります。

料理中、うるさい人がやってきました。
足元でウロウロされると、シッポを踏んじゃうので、先にごはんをあげちゃいます。
サメをゆでて、ゆでた小松菜とともに、みじんにしました。

猫にサメをあげて安心なのは、固い骨がないこと。
すべて軟骨なので、ネコカリがかじれれば、サメは楽勝です。


小松菜多すぎました。
あからさまに、不満顔されちゃいました。
でも、置いておけば、

「しょーがない、食べるか…」ってなことに……


お鍋に、ミリン、日本酒、しょう油、砂糖、ショウガ薄切り3〜4枚、(あれば)鷹の爪1本を入れ、一煮立ちしたところに、サイコロ状に切ったサメを入れます。
表面の色が変わったら、鍋ごと揺すって火を通してね。
5〜6分で煮上がります。


火が通ったら、火を止めて冷まします。
このまま放っておくと、味が染み込みます。
ジョーズにできたかな……?
ダジャレ、スベリましたっ
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〜〜〜〜〜〜〜買うときと、調理するときの注意〜〜〜〜〜〜〜
サメは、3〜4日すると、肉の成分が変成して、アンモニアを生成します。(=いわゆるオシッコの匂いです)
これは、洗っても、煮ても焼いても取れません。
腐っていたり、食べて悪いわけではありませんが、かなりマズいので、このときは思い切りよく捨てましょう。(

も食べません)
スーパーのパックの上からでも、かすかに匂うのでわかります。
スーパーで賢く
魚を買う方法は?→→{
こちら}


人間用の角煮は、猫には塩分があるから、ののちゃんは、水煮だけだよ

お弁当用には、味が濃い方がいいので、しょう油が染み込みやすいように小さ目に切ります。それに砂糖も多めがおいしいよ。

ふだんのおかずや、

おつまみには、大き目で薄味に仕上げましょう。

6月24日 朝

→ イワシ刺身 。夕

→ カツオ刺身
6月25日 朝

→ クロカレイ素焼 。夕

→ アジ刺身

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