2021/11/3

私って退屈な奴なのかなぁ?  くらべて文法(西・英)

1) Él es aburrido.

2) Él está aburrido.


スペイン語のSER動詞、ESTAR動詞を学ぶとき、上記二つの例文を見て意味の違いを確認する。


1) 恒常的な性格や特徴などを描写するとき使うSER動詞と、「退屈な」という形容詞"aburrido"

  ⇒「彼は退屈な男だ」

2) 変化する感情や状況などを描写するとき使うESTAR動詞と、「退屈な」という形容詞"aburrido"

  ⇒「彼は退屈している」


スペイン語には、英語でいうBE動詞にあたるものがふたつあるため、こういった違いに気をつけなければならない。

…と思っていた。



英語にはこういった違いがないのかと思っていた。



しかし、youtube『ニック式英会話』を見てわかったのだが、英語の場合は違う形容詞を使って二つの表現ができるのだった。


1) He is bored. ⇒「彼は退屈している」


2) He is boring. ⇒「彼は退屈な男だ」(一緒に居る人を退屈させる)



日本人にとってかなり紛らわしいと思うのだが、紛らわしいのはどうも日本語のほうらしい。


「退屈する」と「退屈させる」は全く違うのにどうして両方「退屈な」と言うのか?と英語圏の人に怒られてしまう。


この点、スペイン語は、形容詞が「退屈な=aburrido」と一致していて、動詞で違いを見せているのでまだわかりやすいと思う。


どちらにしろ何語にしろ、自分が退屈しているとき、可笑しな方を使わないように気を付けたいものだ。


✕ I'm boring. =Soy aburrido/a. 「私って退屈な奴なの」なんてねぇ。


これを書いているうちに、どっちがどっちだかわからなくなってきた。
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2021/8/13

帰国後一年経ち、恋しくなった食べ物とは  ひとりごと

昨年6月末にメキシコから日本への本帰国を果たし、そこから長い長い自炊生活、ひとり飯生活が続いている。


初めは日本食を好きなだけ食べられて心ワキワキ。


日本にしかない野菜で色々な調理法を試して、レパートリーも増えた。


しかし、、、こんなに長く続くとは思わなかった。


そろそろ、メキシコ料理が恋しくなってもおかしくない時期である。


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不要不急の外出は避けているが、病院帰りに寄れるKALDIがあることを発見。


さっそく爆買しに寄った。


爆買いと言ってもこの程度である(写真参照)。


とりあえず「ケサディージャ」を作ってサルサをかけて食べた。


辛さは「マイルド」と書いてあって、信用していなかったが本当にマイルドで私向きだった。


よく見るとメキシコではなくスペインで製造された「タコスソース」である。


ひとりほくそ笑みながら「うま!」「やば!」と連発 したくなった。


このところ、そればっかのユーチューバーの映像に神経を逆なでされる心境だったのである。


コロナ禍の海外で取材と称し、マスクはずしてグルメ三昧なんて。(←やっかみです)


嫌なら見るな? そう、ごもっとも。
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2021/7/19

確かに料理はできたほうがいい!旅するスペイン語  ひとりごと

このところNHK2018年の「旅するスペイン語」を立て続けに見ていた。


竹財輝之助(テル)っていう俳優さんが、グランカナリア島に住むジン・タイラとともにカナリア諸島を旅するっていうシリーズである。



ジン・タイラといえばスペイン人と日本人(柔道の大家らしい)とのハーフで、私の現役スペイン語時代には日本に住んでいてNHKのスペイン語シリーズに出演していたものだ。



俳優のテルは勉強熱心で、スペイン語を学びながらスペイン文化もどんどん吸収していくのが良かったし、ジン・タイラとのコンビがすごく合ってて良かったわー。



何より良かったのは、テルの「お世話になったお礼に日本食をふるまう」という心遣いと、そのシーンである。



おそらく竹財輝之助自身が実生活で料理上手なことから、このシナリオが生まれたのだろう。



私の見た限り、1回目はジン家にある材料でパスタ料理を作り、


2回目はキッチン付きのアパートでジン一家を招いて牛丼を作り、


最後の送別会のときに「ちらし寿司」と「コロッケ」を作ってふるまった。




ジンの娘が「料理好きの男性は良い。私は父と同じでダメだけど」と言った時にテルが
「料理はできたほうがいいよ!」 と言っていたのが印象に残った。


確かに!


料理は、生き延びるためだったり(「自炊」とも言う)


楽しみのためだったり(趣味の料理)


人にふるまうためだったり(おもてなし料理)


代々伝えられるその家の味だったり(家庭料理)


…と色々な意味があるけれど、


とくに異国に住むときには自炊はもちろんのこと、お世話になった人に「日本食」をふるまう機会はありがちだ。





料理は文化のひとつでもある。


そして料理は「芸」でもあるのだ。




私も海外では修行を積んだものだよなぁ〜。




折り紙の「鶴」を折るだけじゃ、まだまだ芸が足りませんぜ。




それにしても芸達者な竹財輝之助ってすごい!
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2021/4/7

丸をつけても、通じてなければ意味がない  ほうげん・ひょうげん

日本語教師をしていて気づいた、表現の違いについて書きます。


表現といっても、口から出る言葉ではなく、書き言葉でもない。記号でしょうか?


「丸をつける」の丸(○)についてです。



メキシコで日本語を教えていたとき気づいたのですが、宿題に「○」や「✕」をつけても、意味が通じてなかったんですよね。。。




丸(○)をつけると、「間違っているところを丸で囲われた」と思われてしまいます。




バツ(✕)のつもりでチェックマーク(✓)をつけると、「合っている」と思われてしまいます。




よって、メキシコで宿題やテストに「丸をつける」ときには、事前説明が必要となります。


正反対の意味にとられてしまっては逆効果ですから。




先日、スペイン人生徒とのレッスン(もちろんオンラインです)で「つける」という新しい単語と「例:丸をつける」というのが出たので、上記のことを思い出し確認すると、やはり、スペインでもメキシコと同じとのことでした。


おそらく、ほかにも日本の「丸のつけかた」が通じない国はあると思います。



っていうより、ひょっとして 日本のひとりよがり なのかもしれないと不安にかられます。




授業の中で「○×クイズ」というのをよくやるんですが、もちろん初回の時には説明しますよ。


日本の「ダメ!」「バツ」「ブッブー!」をまとめて紹介します。




余談ですが、「ダメ」と同じ発音で(アクセントは違うけど) Dame(ダメ)というスペイン語 があるんですよ。



意味は「私に与えて⇒私にください」。これも誤解を招きますなぁー。
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2021/1/30

いまさら聞けないhambreとapetitoの違い  ほうげん・ひょうげん

最近スペイン語で、悩んでることがあります。


いまさら聞くに聞けないんですが…、

"No tengo hambre" と "No tengo apetito" の違いについてです。



先日、日本語の「病気の表現」を教えているときに、「食欲がありません」という表現が出てきました。


食事を前に、食べたくなさそう(気分が悪そう)な男の子の絵と「しょくよくがありません」という日本語。


生徒さんがスペイン語話者だったため、「これは"No tengo hambre" じゃなくて "No tengo apetito"のほうだ」と説明しました。


ところが、"No tengo hambre" と "No tengo apetito" の意味は同じだ …と生徒さんは言うのです。


うそっ!? 私はいままで二十数年に渡り、このふたつが同じじゃないとひたすら思い込んでいたのでしょうか?


生徒さんはメキシコ出身ですが、強いて言えば金持ちは"No tengo hambre" と言わずに "No tengo apetito"と言い、貧乏人は逆だとのこと。


「食欲がない」= "No tengo apetito"

「お腹がすいてない」= "No tengo hambre"
(私は空腹がない)


私の頭の中の、上記の公式がガラガラと音を立てて崩れていきました。


日本では医者が患者に「食欲はありますか?」と聞くことはあっても「お腹がすきますか?」とは聞かないでしょう。


「食欲」がないのは何か病的な感じがするのに対し、「空腹」は物理的に胃袋が空のイメージで、日本語の両者には違いがあるのに、


この違いをスペイン語では表現できないのでしょうか? ショックです。


そこで別の国(エルサルバドル)のスペイン語ネイティブに聞いてみました。


「確かに、文字通りの意味はまったく同じだ。金持ちと貧乏人の違いは、人によってはそう感じることもあり得る」…とのこと。


ガーン。やっぱり同じなんですかぁ? そんなあ…


だけどネット検索してみると、"No tengo apetito" のほうは医療や栄養関係のサイトなんかに、私の思惑通りに出ているんですよ。



そしてスペインの栄養学のブログには、hambre と apetito の違いについて説明が載っていました。

"Diferencias entre el hambre y el apetito"


そこには私の思っていたようなことが書かれていて、良かったです。(*‘∀‘)


でもこの違いをわざわざ説明しているサイトがあるということは、違いがわからないネイティブが多いということでしょうか。




おそらくスペインのスペイン語では両者をはっきり区別しているんじゃないかと、私は推測しています。




この悩みを解決するために、スペインのスペイン語を習いにスペインに行きたいです(笑)。
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