
先週の記事で、タンジェから生姜が消えた!! という話題について
書きましたが、翌週に市場へ出かけてみたら、どの店にも生姜が山と
積まれていました。
この一週間で、沢山入荷したのですね。
話変わって、先週手に入った生姜を使って、紅生姜を作ってみました。
以前にも、紅生姜を作ったことがあるのですが、その時は電子レンジ
で乾燥させながらの即席。
今回は、本気で紅生姜づくりです。
完成までに、3日間かかりました。
そんなに待てないという方は、即席紅生姜の作り方を紹介している過去
記事をご覧ください。
即席紅生姜の記事は
ここをクリック
するとご覧になれます。

一日目は、生姜をスライスして天日干しにします。
朝、干し始めて、ひっくり返しながら夕方まで乾燥させます。
奥には、唐辛子が干してありますが、この記事とはなんら関係
ありません。
生の唐辛子を買ったら余ったので、捨てるのももったいないので
乾燥させて、使いたいときに使えるようにしておこうというだけ
の事です。

夜になって、乾燥したスライス生姜を、タッパーに移します。
なんだか、ポテトチップ見たいですね。

そこに、今回の紅生姜の恋人「梅酢」の登場です。
この梅酢は、2年前にポルトガルに行ってきた際に、自然食品の
専門店に入り、偶然見つけたものです。

これをスライスして天日干しした生姜にドボドボッ・・・とひたひた
になる程度までふりかけます。

この状態で、一晩、乾燥した生姜に梅酢を吸わせます。

そして、2日目の朝、再び天日干しにします。
少し、生姜がピンク色に染まりました。
本来、食紅を使用するともっと赤くきれいな色になるのでしょうが
そこは無着色という事で。
そして夜になったら、生姜を回収してタッパーに戻します。
ちなみに、タッパーの中の生姜汁は捨てないでおいて、少なくなって
いたら、梅酢を継ぎ足して使います。
だって、梅酢が勿体ないんで・・・

そして、3日目の朝、3度目の天日干しにします。
かなり、色濃くなってきました。

3日目の夜に、タッパーの梅酢に生姜を戻して、完成。
色を濃くしようとするあまり、何度も天日乾燥させた為、梅酢を
吸いすぎて、割に塩辛い生姜になってしまいました。
それでも、味は紛れもない紅生姜。
これで、タコ焼きだってお好み焼きだって、出来ちゃいます。

作った紅生姜が、今回Gさん宅で開催していただいた忘年会の
持ち寄りとして作ったさつま揚げに使いました。
基本のさつま揚げを作った時、「ん、これはいける!!」と感じた
ので、その具材として使用したのです。
基本のさつま揚げは
ここをクリック
するとご覧になれます。
さて、この写真のどのさつま揚げに紅生姜が使われているでしょうか?
わかりませんねぇ・・・

それでは、断面をご覧に入れましょう。
今回は、3種類のさつま揚げにしました。
1つは、”グリンピース・人参・たけのこ”を入れたもの。
もう一つは、”いかとコーン”・・・揚げる時、かなりの暴れん坊
将軍でした・・・(汗!)
そして、最後が”玉ねぎ・木耳・紅生姜”です。
モロッコにも生姜の漬物はあるのですが、甘酢に漬けたガリしか
ありません。ピンク色の生姜漬けもあるのですが、基本は白い
ガリと同じ味なので、紅生姜はこの国で手に入れることは困難
です。
今度、機会があったらビーツの赤を利用して、代替紅生姜に
チャレンジしてみたいと思っています。
ま、それはいずれのお楽しみとしておきましょう・・失敗する
かも知れませんが・・・。
←クリックしていただきありがとうございますm(_ _)mにほんブログ村
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
仕事で遠い国に移り住み、離れて暮らす家族や知人を少しでも安心させようと
始めたブログです。
どうしても仕事中心となり、頂いたコメントにタイムリーにお返事できないと
かえって失礼にあたると考え、大変申し訳ありませんが、ブログのコメント欄は
閉じさせて頂いております。が、左側に表示されている「掲示板」からコメント
していただければ、遅くなっても必ずお返事いたします。
尚、このブログはリンクフリーです。

1