日本では、「ペヤング」問題でカップ焼きそばの歴史が大きく
変わろうとしていますが、ヨーロッパでも「焼きそば」業界の
熱い戦いが繰り広げられています。
最近、スペインのスーパーマーケットで買い物をしていると多くの
種類の「焼きそば」が売られるようになった事に気づきます。

これらは全てインスタント焼きそばですが、これらを一ヶ所のスーパー
マーケットで全種類購入する事は出来ません。
スーパーマーケット巡りをしているうちに、自然に集まった品々です。
食べるのが勿体ない・・・と食べずに取っておいたところ
気が付いたらこんなに沢山の種類が食料庫に保存されていました。
そこで折角なので、食べる前に「第1回焼きそばバトル」を開催する
事に決定しました。

NISSINからは、袋入り焼きそばが4種類とカップタイプが
3種類の計7種類が参戦。
中央の段に写っている焼きそばは、トレモリーノスの中華食材店
で購入した「日清焼きそば」です。
このパッケージ・・・見覚えがあるような・・・。
なぜか、この「日清焼きそば」だけは、一般のスーパーマーケット
では見かけませんでした。

MAGGIからは、袋入り焼きそば3種類。

味の素のYATEKOMOからは、カップタイプの焼きそば2種類が
昨年発売されました。
全部合計すると12種類もありました。
もしかしたら、まだ私の知らない焼きそばもあるかも知れません。
今回の「第1回、焼きそばバトル」は公平を期すために、プレーン
ソース味の「焼きそばクラッシック」でバトルしたいと思います。
(・・・って、なんの公平なんだか良く分かりませんが・・・)

最初のエントリーは、トレモリーノスの中華食材店で購入した
「日清焼きそば」です。
パッケージの写真は、すでにアップで載せたのでカットします。
日本では「♪ニッシン〜やきそばぁ〜〜やぁ〜こぉ〜お〜♪」
というCMソングで、おなじみなのでは無いでしょうか?
(ん?、今はこのCMソングって・・・流れていないかぁ。)
本来は、お鍋に適量の水を入れて麺を煮込み、水分が無くなった
ところで、ソースを入れるというのが正統派の袋焼きそばの作り
方なのでしょうけれど、今回は、電子レンジでチンしてお湯を捨て
ソースを投入する方法で食べていきます。
ちなみに、「日清焼きそば」のソースは粉末です。

麺にソースを絡めていくうちに、とても芳醇でスパイシーな香り
が鼻腔をくすぐります。
甘くない、辛口のピリリとしたソースが食欲を刺激します。
麺は、結構コシのある麺でツルツルシコシコ感がたまりません。
「具」に相当するものは何も入っていない、シンプルな焼きそば
でした。

続いては、同じく日清の袋焼きそばクラシック。

こちらは、先ほどの日清焼きそばとは異なり、液体のスープと
フリーズドライのネギが付属していました。
スープには、R5071Aという番号が記載されていました。

こちらも、作り方は電子レンジを使用する方法。
スープを絡めて・・・イザ実食!!
ん?・・・割りにスープは甘さが際立っています。
お好み焼きのソースという感じもしますが、あまりスパイシーさは
ありません。
麺は、先ほどの「日清焼きそば」同様に、モチモチシコシコ感があり
さすがは、即席麺の足掛け・・・日清の麺だな・・という感じです。

お次は、MAGGIの焼きそばクラシックの登場です。

こちらは、「具」が比較的充実しており、大き目のパッケージに
ネギ、ニンジン、キャベツ、天かす(?・・得体のしれない茶色い物)
が入っていました。
ソースですが、これ・・日清の袋焼きそばクラシックと同じでは
ないか?・・と思って、よく見るとこちらにはR507と記載
されていました。
日清のR5071AとMAGGIのR507・・おそらく、ソースを
供給する会社は同じなのでしょうけれど、どのような差があるので
しょう?

食べてみて、ソースの違いは歴然としていました。
MAGGIのソースは、日清のソースより甘さが控えめです。
そして、「具」に入っていた茶色の「天かす・・・?」
これが、時折カリッと香ばしさを引き出してくれるのが美味しさ
の特徴なのでしょう。
MAGGI麺は、日清の麺よりはもったりとした感じで、ツルツル
っとした感じはありません。
それでも、日清の一袋109gに対して、120gもあるので食べ
ごたえは、十分。
お腹の空いている時に、ガッツリと食べたい焼きそばです。

最後は、昨年発売されたばかりの新人・・・YATEKOMO
焼きそばです。
こちらは、袋麺はありませんので、カップでの参戦です。

YATEKOMOのソースは、全者の日清、MAGGIとは異なり、
オリジナルのソースが添えられていました。

一番の違いは、麺の形状。
他の麺は、正方形にカットされた麺を使用しているのに対して、若干
平たい麺を使用しています。
これが、口に運んだ時に強い食べごたえを感じるのです。
麺同士の離れは、あまり良くないので箸ですくうと、麺の皆さんが
一斉に付いてくる・・と言った感じで、ガツン!!と食べられるの
ですが、そのせいで「バクッ!!」と3口くらい食べると、無く
なってしまう物足りなさがあります。
それと、一番の違いはソース。
他社のソースは、甘さ・スパイシーさに差があっても「ソース」の
味が基本です。
ところが、YETEKOMOだけは何というか・・・東南アジアの
調味料と言うか、シーズニングのような味がします。
それ自体は決してまずいと言う訳ではありませんが、日本人が
慣れ親しんだ「ソース焼きそば」とは、ちょっと違っていました。
さてさて・・・第一回焼きそばバトル・・・結果は・・・
ん〜〜、各社一長一短があって、甲乙つけがたい結果となりました。
・・・って、バトルとは名だけで、結局食べてみたかっただけ!?
今回はプレーンソース味ベースのクラシックを紹介しましたが
その他にも、カレー味やチリ味、テリヤキ味等、色々な種類の焼きそばが
販売されていますので、スペインのスーパーマーケットで見つけた際には
是非トライしてみて下さい。
さて、第二回焼きそばバトルは開催されるのでしょうか?
・・・今回、この記事の為に焼きそばを食べ続けたので私自身、
当分焼きそばは見たくない状態になってしまいましたので、落ち着いて
から、考えたいと思います・・・チャンチャン♪
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