みなさん、お久しぶりです。
日本へ帰国の後、新しい住まいの準備や業務の事で
バタバタしてしまい、ブログの更新が途絶えてしまいました。
既に、日本へ帰国したので、今更「地中海の見える生活」では
無いだろう!! と、お叱りを受けそうですが、帰国の準備に
当たって進めてきたこと等を記し、これからモロッコへ駐在
したり、帰国したりする方のお役に立てればと思います。
今回は、帰国の際の引っ越し荷物についてです。

荷物を全部運び出し、何も無くなった部屋では、プーが寂しそうに
ポツ〜〜〜ン
海外の主な先進国には、「日通」の代理店がありますので
日本へ帰国する場合には、代理店へ連絡するとドアToドアで
荷物を送ることができますが、モロッコには「日通」はありません。
その代りに「日通」と提携しているパートナーシップ会社があります。
今回の引っ越しでは、このパートナーシップ会社の「AGS」という
業者を使って、引っ越し荷物を送りました。
この「AGS」という業者は、会社がカサブランカとラバトに
オフィスがあるのですが、5年前にはタンジェからコンタクトすると
距離の関係からか、なかなか来てくれませんでした。
当時、帰国する仲間がいたのでコンタクトを取ったのですが
約束の日に業者は来ませんでした。
結局、この業者が来たのは仲間が帰国してからでした。
その後、私と会社のモロッコ人とで、仲間の荷物を日本へ送った
のですが、今回もそのようになったら大変!
と言う事で、申し込みはWebからダイレクトに「日通」へ依頼
する事にしました。
「日通」から「AGS」にコンタクトを取っていただいた為か、
「AGS」が変わったのかはわかりませんが、今回は対応が迅速で
とてもよかったと思います。
引っ越し荷物を送付する際には、「モロッコの滞在が終了して、
日本へ帰る」事を証明する書類が必要なので、荷物は出国の直前に
持ち出す事が基本です。
が、その前の準備が大変なので2ヶ月以上前から準備が始まります。
最初にやらなければならないのは、2ヶ月程度の余裕を持って
出国する日を決めて飛行機の予約をし、その年度の出国日までの
税金を払わなければなりません。
この税金の計算には、1ヶ月以上の時間が必要となることもあり、
期間が短いと出国の許可がもらえない事になりますので、一番最初の
仕事になります。
その後、税金を支払って証明書をもらい警察署(モロッコでは、日本の
市役所の市民課のような機能が地域の警察署にあります)へ行って、
手続きを始めます。
これも、最初は滞在していることの証明書を数日かけて発行してもらい、
その書類を持って、出国する許可をもらいに行くのですが、それぞれ
書類発行迄に数日必要になりますので、2ヶ月前から準備を始めても、
書類の出来上がりは出国の1週間前・・・といった具合です。
引っ越し荷物の運びだしは、出国の3〜4日前に設定して「AGS」と
スケジュールを組んでいるので、それまでには全ての書類を整えなくては
なりません。
私の場合、2月の初旬にスタートして、実際に書類が整ったのは出国の
5日前でした。本当は、出国の7日前に荷物を送ろうとしたのですが、
この書類が間に合わず搬出日程を再調整した結果、出国の3日前に荷物を
運び出す事に見直し。
資料はスキャンして「AGS」に送って内容を確認してもらい「OK」に
なったのは見直した荷物搬出日の5日前でした。
荷物は、航空便60kgと残りは船便。
船便は送る荷物を最小限にしようと、アパートにある品々を
知り合いのモロッコ人に譲ったのですが、それでも段ボール52箱に
なりました。
私達の出国日は2015年4月15日でしたが、荷物が出たのは
4月13日。
そして、航空便が日本に到着して日通さんに引き渡されて受け取った
のは5月2日でした。
でも、船便は2ヶ月経った今もまだ到着していません。
どこをドンブラコと彷徨っているのでしょうね。
さて、次回は「プーの出国編」です。
動物が日本に入国する際の検疫などについて記したいと思います。
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