一週間前の話しになりますが、先週末の土曜日はモロッコと地続きの
スペイン領「セウタ」へ、買い出しに行ってきました。

新タンジェ港(Tanger MED)を過ぎると、セウタまで峠を
抜けて行く事になります。
このところ雨が続いているので、峠では土砂崩れがちょっと心配では
ありましたが、すれ違う車もあったので、通行止めにはなっていない
だろうと、峠越えを開始。
と、セウタへは大きな問題なく無事に到着。
混雑する時期を外せば、セウタへの入国はさほど時間はかかりません。

セウタに到着して、最初に街の中の中国食材店へ。
ここには、出前一丁や韓国の辛いラーメン等も売られています。
が、この日の目的は「茹でうどん」
通称「玉うどん」と呼ばれていますが・・・これって東北だけでしょうか?
茹でて真空パックになっているうどんは保存が利くし、コシもあるし
手軽に食べられるしで、結構なお気に入り。
ところが、残念な事にこの日は品切れでした。

次に向かったのは、セウタ中央市場。
いつも、新鮮な野菜や魚介が手に入るのでセウタに来た時は必ず立ち寄り
ます。

今回の目的は、カニ。
以前、魚介コーナーを歩いている時に山積みのカニを見つけ、今度はカニを
買って食べてみたいね・・・と話していたのです。
そして、今回もありました・・・山積みのカニ。
いよいよ、カニ三昧の夢がかなう時がやってきました。
なんだかとても美味しそうです。
と、いう事でここでカニを購入。
値段が安いので、2ハイ購入。一人1パイ食べることができます。
2ハイで、11ユーロ(約1400円)でした。
他には、貝専門のお店でアサリと青柳(?)にそっくりな貝を購入。
その後、いつものスーパーマーケットのエロスキーでの買い物の後、
タンジェに戻るという、買い出しの為だけのセウタ訪問。

帰りの峠越えでは、土砂が崩れて道路は凸凹になっていましたが、
何とか通行可能でした。

アパートへ戻り、買ってきたカニをさっそく調理。
皿に乗せると、カニはジロリと私たちを睨みつけてきます。
そうです、カニは未だ生きているのです。
足がモゾモゾと動くので、30分位水道水に入れて動きを止めてから・・

クスクス用の大きな鍋で、一気に蒸しあげます。

蒸しあがった、カニ。
甲羅を外すと、たっぷりのカニみそ。
カニみそは、日本で食べる毛ガニや松葉ガニのような濃厚さはありません
でしたが、まずまずのお味。

カニ子も沢山入っていました。
日本から持ってきた、ポン酢で頂きます。

そして、ふんどしを外して足を取り、本体をばらしていきます。
さて、カニ身はどんなかな?

と、足は以外に固くて細い。
しかも、身がとても少ない・・・ショボ・・・。
と、いう事で足はあまり食べることが出来ませんでしたが、肩の所には
たっぷりの身がついていたので、そちらを味わいます。
身は甘くて、とても良かったのですが・・・さすがに一人1パイは無理。
食べきれませんでした。

それから、青柳(?)のような二枚貝。
ウィキペディア等で調べても、青柳(バカガイ)の生息域は、東南アジア
まで。
種属は一緒でしょうから、「地中海バカガイ」とでも呼びましょうかねぇ。

次の日に、鉄板で焼きながら食べることにしました。
が、肝の部分の砂がかなり残っています。
一応、塩水で砂出しをしたのですが・・・・
とりあえず、砂の入っている肝の部分は切り取って食べましたが、
完全な砂抜きは、難しいのでしょうかねぇ。
それにしても、甘みがあってとっても美味しい地中海の青柳。
ただ、熱を通しすぎると固くなってしまうので、口が開いたら強制的に
こじ開けて、火から下ろして食べたほうがいいみたいです。
あとで、ネットで調べてみると、酸欠になりやすく弱りやすいので、貝の
口が開いたら、手でこじ開けて、砂の部分を取ってから食べると書いて
ありました。
なるほど、この食べ方・・・合っていたわけですね。
食べてから思ったことですが、もしかして1月にマドリードに行った際に
バルで食べた貝もこれだったのかも知れません。
その時の記事は
ここをクリック
してご覧ください。
殆ど、生に近い状態でしたがとても甘味が強くて美味しかった記憶が
あります。
今度、セウタに行ったときに、また買って来て軽く湯がいた状態で食べて
見たいと思います。
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