モロッコは4月28日の午前2:00から、サマータイムが
始まりました。
ヨーロッパのサマータイムは、毎年3月の最終の日曜日から始まるの
ですが、モロッコにおいては、去年と同じ、ヨーロッパのサマータイム
から一ヶ月遅い、4月の最後の日曜日からの開始です。
ヨーロッパとモロッコの時差は通常期で1時間の時差なのですが、
この一ヶ月間は、2時間の時差でした。
そして、この前の日曜日からモロッコのサマータイム開始に伴い、
ヨーロッパとの時差は1時間に戻りました。
が、日本との時差はサマータイム中は通常の時差9時間のところ、1時間
早くなるため、日本より8時間遅い時間となります。
ちなみに、サマータイムの終了は、9月の最終日曜日の29日の午前2時
で、終了予定です。
これも、ヨーロッパの終了予定である10月の最終日曜日から一ヶ月早い
終了予定です。
更に、モロッコの特徴的なところとしてラマダンが始まるとサマータイム
は一旦終了することにあります。
今年のラマダンは、昨年より11日早い、7月9日頃になります。
と言うことで、大使館情報によると7月9日から8月8日までの一ヶ月間
は、サマータイムは終了し通常時間に戻ると言うことでした。

それにしても、昨年はサマータイム開始後も寒い日があったりしたのです
が、やはり今年もサマータイム初日だと言うのに、いきなり寒気の洗礼
を受けてしまいました。
前日までは、気温25度近くまで上昇し、暑ささえ感じる気候だったの
ですが、サマータイム初日は、ご覧のように雲が重くのしかかった曇天。

海上では、雨が降っているのが肉眼でもわかります。

昨年、ヨーロッパの電気屋さんで見つけた、窓の外に張り付けるタイプ
の外気温計です。外に出なくても、部屋の中から外の温度が分かります。
午後6時30分の時点で、外気温は15.3℃。
風が強めなので、体感気温はさらに冷たく、しかもモロッコの建物は、
あまり保温性が高くなく、タイル張りの床が温度を吸い取ってしまう
ために、とても寒く感じます。

対岸のスペイン・タリファの街は晴れているようで、建物に日が当たり
白く反射して見えますが・・・

タンジェ上空には、雨雲が広がり、雨粒が窓ガラスを叩きつけます。
この後、雷まで鳴りだし、気温は一気に下がりました。

午後7時30分。サマータイムで、一時間早くなったので、日没は一時間
遅くなり、外はまだこんなに明るいのです。
そして、やっと雨も上がり、北の空に夕日が反射しています。
・・・が気温は更に下がる一方。
とうとう、この日は12度まで、気温が下がりました。
こんなに寒い日がくるとは思わなかった為、すでに暖房器具は全て片付け
てしまったのですが、寒さに耐えきれなくなった妻は、奥からハロゲン
ヒーターを引っ張り出してきました。

と、それを見ていたプー。
妻がスイッチを入れてヒーターに当たろうとしたところ、猛ダッシュで
妻とヒータの間に割って入り、一番暖かい席を確保。
この冬、コタツライフを満喫していたプーにとっても、この日の寒さは
こたえたようです。
タンジェに本当の夏がやってくるのは、未だ先のようです。
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