タンブラーの本音
……という、友人のブログを紹介して、今日の記事にパクってこようと思います。
タンブラーの本音
こんなところ。
リア友です。ええ。
ここの今日の記事で人間失格を取り上げていたので、俺も小説をひとつ。
今読んでる本なんですが、「鍵のない夢を見る」という、最も新しい直木賞受賞作です。
作者は辻村深月という方。
これはアレ。なんというか、とにもかくにも運が悪い話。そして、悪い選択を迫られる話。
いやはや。心にズッシリきちゃうね。
文春の紹介に出てる写真がメチャいい笑顔だからどんな前向きな話かと思ったら……orz
いや、しかしこれはある意味で前向きな変化が起こる前の鬱屈とした場面を抽出しているとも言えるかもしれませんね。
読んでて「うわああああああああ」ってなる事は間違いないけど。
直木賞といえば、石田衣良の4TEENもちょっと前に読んでました。
これが物凄く青春してた話だっただけに、心臓に重石を乗せられたような気分になった。
でも、そういう心境を読者の中にハッキリ作ってしまうっていうのは、やっぱりすごいと思う。ただのスッキリした感動とは全然違うからね。それはどんな名作にも言える事だけど。
人間失格と比較すると、人間失格は「重く乗せて乗せて乗せて耐えられなくなってパッと切れる」感じ。
鍵のない夢を見るは、「乗せて乗せて乗せて……さて、どうする?」って感じ。
分かりにくいね。とりあえず、読んだらいいと思うよ(極論)。
明日からオーストラリアです! 写真をいっぱい撮ってきます。乞う御期待!(?)
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