2008/2/23

多島域フォーラムの開催  会議
鹿児島大学多島圏研究センター主催の多島域フォーラム・シンポジウム「太平洋島嶼域における人と自然の共生」が鹿児島大学で開催されました。京都にある総合地球環境研のA道先生の基調講演や鹿大メンバーによるフィジーにおける地域研究の成果報告がありました。私は司会として参加しました。

最近,里山的な思考を沿岸域に応用した「里海」という言葉が提唱されています。南西諸島でのサンゴ礁のイノー(礁池)は前浜に暮らす人々にとって畑に近い存在であり,この考え方に近いものと言えます。太平洋熱帯域にもそのような「里海」的な生活スタイルの人々が暮らしています。

A道先生のソロモン諸島やインドネシアでの研究例は非常に興味深く,経済のグローバル化によって自給自足の社会構造が崩壊する過程や資源の枯渇が悲劇的でした。フィジーでの研究も大変興味深いものがありました。総合討論も司会をしましたが,人類学から経済学,水産学の多岐にわたる興味深い討論となりました。
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