2008/4/22

様々な藻場調査  調査
九州の海藻は春に繁茂しますので、4月は様々な調査で大忙しの毎日になります。いくつかの調査で見られた海藻等をまとめて紹介します。

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串木野の調査では、例年通りの場所(水深10-14m)にアントクメを確認しました。まだ、10cm程度の大きさです。

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大分県まで夜間に高速道路で5時間強。翌朝、佐賀関でカジメ(商品名クロメ)漁業の取材をおこない、昼に水産試験場でヒロメの養殖試験を見学しました。大分では主要な食用海藻であるカジメですが、磯根資源維持の観点から採取量の制限があり、資源の持続的な利用がおこなわれています。ヒロメの養殖時技術開発も順調のようで、今後の利用普及等が期待されます。ご案内下さいました関係者の皆様に御礼申し上げます。
見学の後、天然のヒロメ群落の調査もおこないました。ワカメと同属ですが、側葉がない点等で区別できます。
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周辺にはクロメの群落も見られました。鹿児島では見られない藻場の景観です。

指宿市では、K児島県水産技術開発センター沖の藻礁調査をおこないました。また、漁協でヒトエグサ養殖の取材をおこないました。

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天草南部に位置する鹿児島県長島では、アントクメの調査と成長試験をおこないました。
東シナ海に面した長島西部某所でのアントクメ群落です。
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串木野市よりも生育密度は高そうです。
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潜水調査初参加になる4年生のT屋君です。初参加といっても,サークルの海洋研究部でスキルを積み重ねていますので素人ではありません。頑張ってくれました。
潜水系の部活やサークルで経験を積む他に、鹿大水産学部では潜水士養成講習やダイビングライセンス取得の紹介等をおこなっています。SCUBAを用いた卒論等を希望する学生は、研究室配属までにラインセンスと潜水士を取得することをお勧めします。
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調査と平行して、アントクメの成長試験の準備もおこないました。

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琉球大学名誉教授K村先生の種子島屋久島調査に同行しました。
海岸の様子はまるで沖縄ですが、屋久島の某所です。コケモドキ属等の絶滅危惧種の生育状況を調べました。
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汽水性の種類については、生育範囲を把握するために河口付近からどんどん遡っていきます。まるで沢登り。
K村先生の様々なお話はとても勉強になりました。ご一緒させていただき、ありがとうございました。

他にもいくつかの場所で調査をおこなっていますが、すべて無事に実施できました。
ただ・・・研究室に戻るとポストが郵便物や書類であふれかえり、メールも数百通・・・。私と音信不通になっている方々が多数おられると思いますが、この場を借りてご不便をお詫びします。
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