今回はオリジナルメンバーの大島祐子が参加して3人でのライブ。 彼女はフランス留学中で毎年一時帰国した折タイミングが合えば学生実験室でドラムを叩いてくれる。 2度のスタジオでのリハでは新しいパターンを何種類か試したり、それが曲に発展したり進み具合は良好。
そんな感じで僕らは本番を迎えたのでした!!
ライブ直前のこと。
セッティング中、急にアグレッシヴに始めたくなって、2人に「『キミガヨ』をベースにノイズやるから」と告げる。いやー、いつも思い付きで勝手言ってすんませんねー、ほんとに。っつー感じで!とりあえず最初に爆音かましとかないと気が済まない性分なのdeath。
とゆうわけで、いつも通り爆音でライブ開始!!!!!!!!!!!!! そこからはあまり憶えてません、、、爆音に関しては。 続いてはタイトル未定、ギターのアルペジオを延々弾き続ける反復系の曲。 ギターがその場のノリで5拍子や適当な数のパターンで弾き続けるのに対してドラムは常にアタマを振れる感じの分かりやすいリズムをキープ。今月、ある結婚パーティでこの曲をプレイしたので「結婚式」と呼ばれてたけど、そんな曲名イヤです。いくらなんでも。 次は7拍子の曲。これもタイトル無し。ワンコード。スタジオでは轟音系だったのが、本番では何故かゆったりとした印象の曲に。ふしぎ。 3曲目は「かわいいやつ」と呼ばれてた曲。大島女史いわく「ソニックユースでこんなのあったよね」、、、って多分無いッスね。何かの間違い?。「かわいいやつ」はD7のコードをいろんなアクセントで変化させていく。弾いててドラムと会話してるようでした。静かにしたり盛り上げたり。サックスはそれに乗ってイイ感じでうたってたように感じた。「かわいいやつ」も仮タイトルなので、何かかわいい名前を付けてあげたい、とそう思った。 次は学生実験室3人が以前やってた三島金閣寺というバンドの曲のセルフカバー。超速いバージョン。学生とは全く違う雰囲気の曲。意外にウケがよかった。こういうのがいいのかな。でもやるのは今回限りになりそう。 最後は新曲。一応「hal」と曲紹介したけど、コード進行が違うので別の曲です。そういえば。 2コード反復で、あからさまに泣きの展開。うーん恥ずかしいくらいドラマチック。でも好き。露骨に盛り上げてほとんど阿呆。それで、ギターが飛んで行くくらい恍惚状態で、実際に床にギターを叩き付けて終了。
その時、若かかりし頃のピートタウンゼントの勇姿がアタマをよぎりました。
そしてライブが終了するやいなや、学生実験室は夜の街に消えて行ったのでした。(ワタシを残し)