
カッタクリに初挑戦してきました。
カッタクリとは竿を使わずミチイトを直接手で持って操作する手釣りの一種です。
ミチイトの先には天秤とビシ、そしてバケを使った仕掛がセットされていて、これをタナの下からカッタクリながら上へ上へと攻めていくのです。
ミチイトを直接握って魚とやりとりするのでスリリングなことこの上なし。
指が切れるといけないので人指し指と中指には指ゴムをはめます。

相模湾のワカシもだいぶ成長してきたようで、折りしも庄治郎丸では今日からワカシ船をイナダ船と名称変更していました。
期待に胸を膨らませての出船です。
庄治郎丸の常連さん達は大半がこのカッタクリで、竿が並ばない船べりはいつもと違う光景です。
僕と竿釣りのあけちゃんは右舷ミヨシから3番目と2番目の席。
ミヨシにはルアーの人、僕の右隣の人は竿だけどその後はほとんどがカッタクリです。
常連さんが愛好するだけあってカッタクリは実際よく釣れるようです。
今日はイナダの喰いが渋かったのですが、朝一番のポイントでは両隣の竿釣りの二人がソーダガツオしか釣れてない中、僕は3尾のイナダ(ワカシサイズも1尾)をゲット。
海面で2尾バラしてしまったのを入れると5尾も食ってきています。
できれば「腕だよ」と自慢したいところですが、実際は道具の扱いに慣れてないのがバレバレのぎこちない釣りっぷりなので、単にカッタクリという釣法が優れているおかげと言えそうです。
ソーダガツオやサバはけっこう釣れるのですが本命イナダの喰いがイマイチ。
船長は何回かポイントを変えてみるのですがどこもぱっとしません。
僕の釣果も本命は3尾どまりで追釣ならず。
おまけにクーラーボックスの氷がほとんど溶けてしまうという失態もあって、反省点の残る一日ではありました。
でもカッタクリの面白さは満喫できたからいいかな。 (^ー^)
今日の道具は船宿のレンタルだったのだけど、来週の仕立てに備えて自前のカッタクリ道具をさっそく買いに走りたいと思います。

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