
会社のYさん、Sさんと3人で沖釣りへ行こうという話になった。
Sさんは沖釣り初体験、Yさんは釣りそのものが初体験。
多少なりとも経験のある僕がお二人をリードしていかねばならないので責任は重大だ。
そして一番の問題である釣り物。
初心者向けの定番といえばビシアジかとも思ったのだが、僕の胃袋が「アジよりマルイカ」と主張したのでマルイカ釣りに決定!
初心者でも丁寧に指導すればイカ釣りも大丈夫だろう。
ボウズだけは避けたいが、3日前までの釣果を見る限り釣れているようだ。
心配はあるまい。
ちなみに昨日と一昨日は時化のため船が出なかったので釣果はない。
かくして時化明けの本日、3人は真名瀬港より船上の人となった。

昨日までの強風から比べれば控えめな風。
多少波があるが、今日はカヤックではないのでこのくらいは凪のうち。
港を出てほどなく船はポイントに到着。
ところがなかなか船長の「はい、やってー」が聞こえてこない。
マルイカの反応を探して走り回っているのだ。
ここのところマルイカは人気の釣り物らしく、同ポイントには船団ができている。
みんなマルイカ船なのだ。
先週、カヤックで僕が見た船団もこれだった。

しかし船団は長く同じ場所には留まっていない。
群れがなかなか見つからず、見つかってもすぐに消えてしまうのだ。
やっと船長の合図があって我々も仕掛けを投下するが、すぐに「上げてくださーい」でまた移動が始まる。
次の反応はなかなか見つからない。
ちょっとやっては走り、ちょっとやっては走り、そんな調子でとうとう一日が終わってしまった。
えっええ〜っ!!
船中辛うじて誰かが顔を見たらしいが、ほとんどの人はボウズだったのではなかろうか。
ま、まさかこんなはずでは・・・。
時化の2日間の影響だろうか。
船長が船の客一人一人に謝って回っているのが痛々しい。
まあ自然が相手の遊びだからこういうこともあるさ。

ちゅうわけで今夜の晩ごはんは回るお寿司になりました。
(^◇^;
幸い会社の2人は船酔いもせず、ポカポカ陽気のクルージングを楽しんでもらえたようで、来月あたりまたリベンジマッチをすることになりそうです。
「今度はガツンと釣れる奴お願いします」と言われてるので、釣り物選びの責任は重大だ。(笑)

0