Diaries of Ghosts
忘却の川へ流れ去る諸々をしばしこの岸辺に繋ぎとめて..日記についての日記、もしくは不在の人への手紙。
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2009/9/5
「旅のスケッチ2009夏−4 アクロス福岡」
landscape
福岡の西鉄天神駅の東側、福岡のへそのような場所にこの建物はある。ビルの南側、天神中央公園に面した側面が傾斜屋根となっていて一面緑に覆われている。ガラスで覆われた階段状の壁の前面に帯状に植栽枡が設けられ、多種の風土樹が植えられ建物全体が緑のマッスとなっている。公園側から見るとまるで緑に覆われた古墳のようだ。
内部は9層ほどの吹き抜けのアトリウムとなっており、商業テナントや事業所、コンベンション等の公共スペースからなる複合施設である。この建物が建てられたいきさつはよくわからないが、基本計画くらいまではアルゼンチン系アメリカ人の建築家エミリオ・アンバーツが関係していたと思う。
エミリオ・アンバーツは結構好きな建築家だ。都市計画から建築、家具や工業デザインまで領域の広いデザイナーで70年代はMOMAのキュレーターだった。緑や水などの自然と一体となり、大地に組みこまれたモダンな構造物という作風で、タイプは全然違うが
以前ここにも書いたフンデルトヴァッサー
と発想は似通ったところがある。
実際に見て感じたのは、緑で覆われた南側のファサード以外はまあ普通の建物だということ。この緑を享受するためには、建物正面の街路側に設けられた外階段をせっせと登っていかなくてはいけない。建物内部からはこの緑のテラスに自由に出入りできるようにはなっていないようだ。上部階からこのテラスに出て下まで降りようと思ったが、扉に「普段は開閉していません。開くと警報ブザーがなります」との張り紙があって断念。外と内が曖昧な中間領域が設けられたり、緑が建物内部に侵入したりといった、建物の内と外のダイナミックなディアレクティクの発想はない。もともとそのようなコンセプトだったのか、プロジェクトの途中段階からドライな方向に転換されたのかはわからない。
エミリオ・アンバーツの最近の動向は把握していないが、かつて北海道の帯広では下のような商業プロジェクトの構想もあった。当時としては斬新なコンセプトだった。その後、兵庫県のほうでも同じ系列企業の施設で彼が竣工した建物があるようなので、機会があれば見てみたい。
EMILIO AMBASZ “Nichii Obihiro Department Store
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投稿者: イネムリネコ
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