Diaries of Ghosts
忘却の川へ流れ去る諸々をしばしこの岸辺に繋ぎとめて..日記についての日記、もしくは不在の人への手紙。
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2009/9/11
「旅のスケッチ2009夏−5 HOTEL ILPALAZZO」
landscape
前回のアクロス福岡の南西400mほどの川沿いにその建物はまだあった。“HOTEL ILPALAZZO”、
この場所でも書いたことのある
イタリアの建築家アルド・ロッシの設計によるデザイナーズ・ホテル。以前このホテルのバーで飲んだのはもうかれこれ10年以上も前のこと。まだこの建物が残っているのか心配だったけど、訪れてみれば新築当時のままの印象で想像以上にきれいな状態を維持している。
一層分の大階段を登った基壇上に赤いトラバーチンの丸柱が並ぶ立方体の建物が鎮座している。正面エントランスは中央で目立たず、扉を開けば漆黒の中廊下がまっすぐ伸びている。普通のホテルのロビーのような空間はなく、左手の部屋がフロントになっていたが、会員制クラブの受付のような高級感を醸し出している。美人のコンシェルジュに聞けば、このホテルは最近リニューアルされたばかりということで、黒い封筒入りのおしゃれなパンフを手渡してくれた。バーやダイニングなども新しくなってチャペルでは結婚式も行われるとのこと。
再度外に出て建物の周りを歩く。主棟の両翼に渡り廊下でつながれた細長い側廊のような建物には時計塔のような階段室がついていて、放課後の学校のような気配も漂わせている。過剰な装飾を廃し、シンメトリーで収めたこの建築家独特のスタティックな佇まいは、夏の陽射しのもとで忘れかけていた
体液停止(スタージ)の感覚
を思い起こさせるのだった。
1
投稿者: イネムリネコ
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