http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AA%E5%90%8D%E5%B7%9D <猪名川>
http://doboku.pref.tokushima.jp/09qa/02river/ma02.html <一級河川>

(地元の人はよく知っている伊丹のダイヤモンドシティー)
あわただしい絹延橋〜伊丹を終えまったりと知明湖(一庫ダム)を楽しんでさあいよいよミッション2!目指すは園田競馬場のちょっと南の南国橋(ようするに橋まっすぐいくと江坂に出る所)。伊丹に戻ってきたのは午後4時でまだ日は高い。距離はたった3.5km、正直二人ともこんなん楽勝や・・と思ってはいたのだが・・・
スタートしてすぐダイヤモンドシティの真横を通る。屋上からこちらを見ている人がいてる。珍しいやろなあ。この辺は川幅もそこそこ、水深もあって漕ぎやすい。まあ40分ぐらいかなとたかをくくって漕いでいる。漕ぐことしばし、左に小さな流れ込み。わんどかな?とおもったけど念のためとまって地図をチェク、続いてGPSもチェックして場所の確・に・ん??? あれっこれひょっとして猪名川と藻川の分岐点? 二人で頭を寄せてGPS画面をまず拡大、現在地を確認して表示エリアを広域にチェンジ。ま、間違いない。ここが川の分岐点や!!

実に全体の90%以上が藻川、なんと猪名川は下の写真の通り。

これが仮にも一級河川の猪名川かぁ(絶句)、当然浅くておりて引く。まさか猪名川の本流がこの幅とは思いもしなかった。今までにいろんな川いったけどこれはちょっと想像外。実際、自分で漕がずに途中だけみたら絶対信じられない。ツーさんもこの区間は藻川が猪名川と勘違いしてたみたい。
そこからの猪名川はまさにジャングルパーク、狭いところは幅2m弱。まあ写真をご覧ください。

(狭いし・・)

(浅いし・・)

(周りなにもないし・・)

(ファルトならちょっと無理!)
はじめは数えていたが乗り降りが30回をこえたぐらいからもう訳わからん状態。ところどころ広くなってるものの全体としてはときどき浮かぶって感じ。多分降りて引いてる方が多かったと思う。
しばらく行くと前の橋で手をふる人が!今日一緒に湖を漕いだ池田市のKさんだ。疲れて会話もなくなってきた我々につかの間の喜びが。でも陽が沈む。あたりが段々暗くなる。そんな時、突如魚(なんかわからんかった)が水面を跳ねたかと思うと私のインベーダーにダイブ。艇のなかでピチピチピチとのたうちまわって足元で暴れている。なんとか出そうとするが片手でつかめない。仕方なく両手で挟んで川へ。ああ生臭い!しかし魚はそのまま川にもどらず、再び水面を跳ねてツーさんのインベーダーに飛び込む。もう絶対この目で見ないと信じられない漫画のような話。ツーさんも流石にあわてて魚を放り出す。ホントッうそやろ!

そうこうするうちに千里川などが合流。これでようやく川幅がひろくなる。この千里川こそ箕面のヴィソラの横からツーさんのご近所を通って猪名川まできている。いつか下ります?
あたりは暗くなってきたもののもう浅くて引きずることがなくなったので一気にペースアップ。ちなみに千里川合流の手前からの500mで30分ぐらいかかった。ゴールの一つ手前の橋で回送のOさんが声をかけてくる。橋のしたにテトラが入ってるので担げとの指示。その時、橋を通っていた中学生の叫び声「わあ、こんなとこでカヌー漕いでるぞ。橋の上から声かけとったから仲間やなあ!」・・思わず他人のふりをするOさん、やっぱり恥ずかしかったっすか?
そして最後の堰堤を越えてゴール!ここでツーさん判断ミス、深みにたとうとして沈寸前。かなり疲労から判断力が低下している。そういう私も疲労困憊。でもあの細い水路は本当に猪名川だった。これで二人とも池田から大阪湾まで繋げたぞ!

(ゴールして記念撮影、時間は聞かないでください)

0